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建国64周年、朝鮮会館で祝賀宴

2012年09月11日 13:32 主要ニュース

日本の著名人、各国大使など400人が参加

朝鮮民主主義人民共和国創建64周年を記念した祝賀宴が7日、朝鮮会館で行われた。

総聯中央の許宗萬議長が各副議長と中央監査委員会委員長、中央常任委員、関東地方の総聯本部委員長、中央団体・事業体幹部、同胞商工人などとともに参加した。また日本の政界、経済界、言論界、文化界などの著名な人士、中国、ロシア、マレーシア、キューバ、モンゴル、ドイツ、イラン、ナイジェリアをはじめとした20余カ国の駐日大使と公館員、国際機構の代表、特派員など、宴会には約400人が参加した。

朝鮮会館で行われた祝賀宴

宴会では許宗萬議長が演説を行った。

議長は、金正日総書記逝去の悲しみを朝鮮人民は力と勇気に変え、金正恩第1委員長を党と国家の最高指導者にいただき、金日成主席生誕100周年を世紀の大祝典として祝った誇りを胸に、「強盛国家」に向けた建設を力強く推し進めていると述べた。

また、米国と南朝鮮当局が侵略的な乙支フリーダムガーディアン合同軍事演習を強行するなど朝鮮半島情勢を一触即発の緊張状態に陥れていると指摘しながら、米国は現実を直視し国際的なすう勢に逆行する冷戦時代の思考方式と対朝鮮敵視政策を根本的に変え朝鮮半島の平和と安定を保障しなければならないと主張した。

議長は、17日に朝・日平壌宣言発表10周年を迎えるとしながら、これと関連した見解と立場を明らかにした。そのうえで、朝・日政府間予備会談(中国・北京、8月29~31日)を契機に両国間に対話の雰囲気が醸成され始めたが、制裁と対話は両立し得ないというのが過去10年間の歴史が残した深刻な教訓であると指摘。日本が6年もの間継続している朝鮮に対する不当な制裁措置を即時に撤回し、関係正常化に誠実に臨まなければならないと主張した。

議長はまた、朝・日友好の促進と朝鮮学校に対する「高校無償化」制度適用など在日朝鮮人の権利擁護のための支援が各界各層から引き続きあるものとの確信を表明した。

宴会は終始、和やかな雰囲気の中で行われた。

(朝鮮新報)

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