「自分たちとは何か」、その答え求めて 朝大教育学部美術科の卒業生たち3人による展覧会「在日・現在・美術Ⅱ」が、7月22日から東京都新宿区のeitoeikoで開催されている。 会場には、「『在日』は必要 [...]…
激動の時代刻印する作品の数々 「私は在日朝鮮人美術史を専攻しています」と自己紹介するたびに、「研究するほどの在日朝鮮人美術家がいるのか」とよく聞かれます。今回、連載を打診された時、「この機会を逃しては [...]…
弾む形と響きあう色 解放直後の美術家たちの足取りはほとんど知られてない。美術家に関するまとまった資料は最も古いもので1962年の「画集」であり、それ以前のものはほとんどない。解放直後の美術家の動きを知 [...]…
のびのびとした自然の風景 絵画には画家の心が動かされた物事とともに、それをみつめる画家のまなざしが表現される。 本作者は自然をどのように見つめているのであろうか。 ある池のほとり。画面右から暖かな秋の [...]…
変化する波動と不動の岩 芸術作品の中にこそ真の自然の姿が宿る。 金漢文(1936-1991)の作品「夜明け」。 地平線の向こうから続く海と、その海底深く根を下ろした岩々が描かれる。波は画面左右に揺らめ [...]…
在日朝鮮人の歩みをたどる 漫画の命は線である。連続する一定の大きさの枠内に、その線で描かれ息を吹き込まれたキャラクターがさまざまな動きを見せる。一定の大きさの枠-「コマ」-の中にはキャラクターのみなら [...]…
無残に引き裂かれた人物を象徴 古今東西の絵画作品には「鏡」が多く登場する。鏡の前で髪を結い上げる女性を描いた作品をはじめ、自画像の制作では鏡が用いられるだけでなく、しばしばその鏡自体がキャンバスに描か [...]…
「これから描きまくるよ、朝鮮の悲劇を」 画面上部から右半分に人の群れが描かれる。左手前に描かれた埋葬の見物者の波であろう。あるいは胸を打って慟哭し、あるいは顔に両手をあてて嘆き悲しむ。小さな亡骸は抱き [...]…
在日同胞「帰国要請運動」の集大成 総勢50人を超える人々が描かれている。横幅4メートルの壮大なスケールの作品。実寸大を想像しながら本作品を鑑賞してみる。 まず、この丹念に表現された人々の中から何人かを [...]…