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〈人・サラム・HUMAN〉馬の飼育員/パク・キョンシクさん(51)

2019年05月31日 09:36 共和国

乗馬愛好家競技で優勝

平壌で開催された春季乗馬愛好家競技(4月21、28日、美林乗馬クラブ)の競馬種目に最年長選手として出場。6歳の競走馬「前進(チョンジン)」に跨り1700mのコースを疾走、5番手の位置から最後の直線で若手選手を次々と追い抜き、優勝した。

パク・キョンシクさん

「『前進(チョンジン)』の名の通り、馬と一緒に最大限に前進した結果。若手選手と競い合い優勝すると、青春時代に戻ったようで喜びもひとしお」と感想を語る。

13年10月にオープンした美林乗馬クラブは、学生や市民らが乗馬に親しむことのできるレジャー施設。朝鮮で乗馬は、老若男女が楽しむ大衆スポーツとして定着しつつある。17年の秋季大会を皮切りに、毎年春と秋の2回、朝鮮馬術協会が主催する乗馬愛好家競技が開かれている。今年は、14歳以上の青少年たちが出場する障害飛越競技、低学年の子どもたちが出場する乗馬遊戯競技、幅広い年代の乗馬愛好家が出場する競馬競技の3種目が行われた。

パクさんは昨年に続き、2度目の出場。順位圏外だった前大会の悔しさをばねに、練習を重ねた。

普段は中央動物園で馬の飼育員を務める。20余年のキャリアを持つベテラン。パクさんが引く花馬車は、園内の人気アトラクションだ。

馬とともに生活し、情を深めた日々を振り返るパクさん。馬は「人生の同伴者」だという。

「これからも乗馬を楽しみ、健康な体と心を維持したい」

【平壌支局】

 

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