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シンポ「ユネスコ世界記憶遺産はなぜ作られたのか」/「慰安婦」被害者の声、歴史に刻む

「ユネスコ世界記憶遺産(Memory of the World、以下、記憶遺産)」に、今年5月、南朝鮮、中国、日本など8カ国・地域の14団体から結成された「国際委員会」と「大英帝国戦争博物館」が「日本軍『慰安婦』の声」というタイトルで「慰安婦」関連資料(約2700点)を共同申請した。

日本では昨年、南京大虐殺に関する資料が「記憶遺産」に登録されたことに対し、「政治利用だ」などの言いがかりが相次ぎ、今回の日本軍「慰安婦」関連資料申請に関しても同様の声が寄せられている。

9日、シンポジウム「ユネスコ記憶遺産はなぜ作られたのか」(主催・ユネスコ記憶遺産共同登録日本委員会)がYMCA9階ホールで行われ、1996年から記憶遺産プログラムに関わり、現在は「記憶遺産」のガイドライン見直しのためのコーディネーターをつとめるレイ・エドモンドソンさんや「日本軍『慰安婦』の声」共同登録国際委員会のメンバーらが登壇。「記憶遺産」の目的や現状、「慰安婦」資料登録の意義について報告した。

歴史の陰に光を

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レイ・エドモンドソンさん

第1部ではレイさんが「ユネスコ記憶遺産の目的」と題して基調報告を行った。

「記憶遺産」の評価の基準は基本的に相対的であり、文化的重要性を測る絶対的尺度は存在しない。その中で重要視されるのは「真正性」と「世界的な重要性」の2点だ。レイさんは「『記憶遺産』の申請には、名声や政治的な利益、商業的な成功などの個人的な意図があってはならない。事実に基づいた証拠のあるものをベースにしている」と述べる。

「記憶遺産」には1893年のニュージーランドでの女性の参政権請願や、南京大虐殺事件、80年5月の光州民主化蜂起など人権に関する項目が多く登録されている。近年、「記憶遺産」登録された項目に対して日本政府が言う「政治利用だ」という批判について、レイさんは「『記憶遺産』は歴史を検証・解釈し、歴史的な判断をくだすものではない。これらの記録を使って歴史を書くのは歴史家であり、『記憶遺産』の関心は元となる記録物の保存とアクセスの確保である」とその批判が的外れなものであることを指摘する。

昨年11月に行われた第38回ユネスコ総会では「提言」が採択され、「記憶遺産」に法的根拠が付与された。また、現在、一般指針や、国際諮問委員会について、時代の変化に合わせた見直しが進んでいる。レイさんは

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