公式アカウント

橋下市長の「慰安婦」容認発言、東京・千代田区、京都市議会が撤回求め決議

2013年05月31日 13:10 主要ニュース

橋下徹・大阪市長(日本維新の会共同代表)が軍隊に「慰安婦」制度は必要だったと述べ、沖縄の米海兵隊司令官に風俗業の活用を勧めた問題で、東京・千代田区議会と京都市議会が発言の撤回と謝罪を求める決議を採択した。

市長の発言について、千代田区議会の決議(5月20日)は、「その状況の中の女性の人権を損ない、世界から信用を失いかねない」と指摘。発言を非難し撤回を求めた。京都市議会の決議(5月28日)は、「女性をはじめ多くの人々の人格を否定し、人権を侵害するものだ」とし強く抗議。発言の撤回と謝罪を求めた。

一方、大阪市議会に提出された市長の問責決議案は否決された(5月30日)。

市長は、発言自体は「今も正しいと思っている」と述べ、撤回に応じない考えを強調した。日本外国特派員協会での記者会見(5月27日)などでも、風俗業活用を勧めた発言を撤回し在日米軍に謝罪する一方、日本軍「慰安婦」問題をめぐる発言については、「誤報された」と釈明した。

(朝鮮新報)

関連記事

Facebook にシェア
LINEで送る