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〈ロンドン五輪〉ウエイトリフティング女子69キロ級、リム・ジョンシム選手が金メダル獲得

2012年08月02日 00:59 スポーツ 主要ニュース

大会6日目(現地時間1日)、ウエイトリフティング女子69キロ級で朝鮮のリム・ジョンシム選手(19)が金メダルを獲得した。今大会、朝鮮の金メダルは4つ目。朝鮮の10代の金メダリストは個人競技としては3人目(96年柔道のケ・スニ選手、08年体操のホン・ウンジョン選手。男子はなし)。

リム選手はスナッチで115キロに成功し15人中1位タイの位置につけた。

クリーン&ジャークでは、ほとんどの選手が3回の試技を終え、重量が142キロに上がったところで登場。これをあっさり成功させた。残りの選手がリム選手の記録を上回れず、3度目の試技を残して金メダルが決まった。

観衆の大声援を受け、リム選手は3度目の試技で146キロを成功させ、トータル261キロを記録した。

朝鮮中央通信によるとリム選手は試合後、「今私は金メダルを抱いて敬愛する元帥のもとに駆け出して行きたい気分だ」と述べた。

今大会、朝鮮はウエイトリフティングで4つのメダル(金3、銅1)を獲得した。

強さの要因についてリム選手は、「私たちの練習は、最大限の努力を発揮し、それに合わせて動作を正確に行うことを目指している。練習がきついときは金正恩元帥に喜びを贈ろうと考えている。するとより大きな力と勇気が沸いてくる。だから優勝することができた」と述べた。

朝鮮中央通信は、リム選手の優勝とこうした発言が「万人を感動させている」「祖国と人民の期待に応えた」と称えた。

リム選手は、昨年ジュニア世界選手権で銅メダルを獲得したときからトータル36キロも記録を伸ばした。これについて英紙デイリー・メールは、世界記録を更新したキム・ウングク選手、クリーン&ジャークで自分の体重の3倍を持ち上げたオム・ユンチョル選手(史上5人目)に次ぐ朝鮮の「第3の成功」だと称えた。

※ウエイトリフティングはバーベルを一気に頭上に持ち上げるスナッチと、一旦肩の位置まで引き上げてから頭上に持ち上げるクリーン&ジャークの2種目でそれぞれ3回ずつ試技を行い、各種目で成功した最高重量の合計で順位を決める。

(朝鮮新報)

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