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自己矛盾に向き合う/韓翔昊

留学同の活動を通して社会観や活動観を深めていく過程で、自分自身の立場性(主に加害者性)について深く内省させられた。 私は、植民地支配宗主国である日本において、在日朝鮮人という側面を見ればマイノリティで…

活動家として/韓翔昊

「なんで、わざわざしんどい道を…」 心なくよくかけられた言葉である。曲がりなりにも悩んだ末の進路選択であった。 この1年、なぜ専従になったのか、なぜ活動家の道を選んだのかと聞かれることがよくあった。 …

小さな歴史を拾い集める/金潤実

文章を書くのは苦手意識がある。頭の中でぐるぐると動き回っている考えや感情を表現するには、書くことでは追いつかず理屈っぽくなりすぎる。 このコラムを引き受けたのは、それでも日々の中で形に残りにくい出来事…

微力だが無力ではない/李大美

2021年9月から娘たちと共に、朝鮮学校の高校無償化除外に反対するスタンディングを北九州市のとある駅前で始めた。無償化裁判の判決に納得がいかず、この問題を一人でも多くの人に知ってもらうと個人で取り組み…

共に歩みたい/李大美

かつて炭鉱の町として栄えた筑豊地域には、強制連行・労働のため故郷に帰れず亡くなった朝鮮人の遺骨がたくさんある。そのような犠牲者たちを供養するため、日本人と在日同胞が手を取り建てた供養塔が「松岩菩提」で…

朝鮮学校で英語を学ぶ意義/李佳也

「ウリハッキョで英語を学ぶ意義って何?」子どもを朝鮮学校へ送ることになった友人からの何気ない質問に、ここを借りて私なりに答えたいと思う(大前提として、朝鮮学校にはスキル習得などでは測れない尊く深い意義…

大切な居場所/李大美

福岡・筑豊地域の朝青で活動していた頃はとにかく必死だった。学校がなくなり、同胞が集まる機会が減ってしまった地域での活動には、試行錯誤が必要だった。日本の友人たちとのチャンダンサークルや祖国訪問など、色…

同胞青年たちの中で/李るい

地域の朝青というと、どんなイメージを思い浮かべるだろうか。朝青には数えきれないほど多くの活動がある。そのうちの一つが、訪問活動だ。