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〈それぞれの四季〉母の置き土産/金里香

料理が趣味である。最近は支部や子育て支援センターでの料理教室の講師をさせてもらうこともある。「息子たちのお嫁さんになる人は大変だね」なんて言われることもあるが、実は普段の子どもたちとの食事は、そんなに…

〈それぞれの四季〉「育てる」という意味/崔美澪

先月、ウリハッキョで卒業生一人の高級部卒業式が行われた。中学1年生のときにウリハッキョに編入してきて、徐々に「ウリ学生」になっていく姿に喜びを感じながら接してきたのを、今でも鮮明に覚えている。 卒業式…

〈それぞれの四季〉頭を巡らせているもの/崔美澪

先日、東京中高で東日本地方の朝鮮学校教員たちによる教育研究集会が行われた。この研究集会は、教員それぞれが生徒に授業を行ううえで感じた疑問や意見などを共有し、これからの課題を共に確認し刺激を受ける場と感…

〈それぞれの四季〉ウリハッキョ生活/金里香

3年前の4月、群馬初中に入学した自閉症の長男は、入学式の会場である体育館に入ることができなかった。「違う雰囲気」に過敏なため、教室で待機していて、入学式が終わってから、家族だけが教室に入り、小さな入学…

〈それぞれの四季〉ダブルスクールという決断/金里香

これから先も共に歩みたい先輩たちがいる。女性同盟本部で役員をともにする先輩たちだ。 以前の私は発語も遅く、落ち着きのない長男をよく他の子と比べて落ち込んでいた。自然とハッキョで行われる学齢前の幼児イベ…

〈それぞれの四季〉共にする喜びを目指して/崔美澪

自分の文章が朝鮮新報に初めて掲載されたのは、高一の時だ。その当時、朝青活動の一環で行っていた新報学習について書いたものが投稿文として掲載された。そればかりではなく、同日の「春夏秋冬」にも自分の名前が出…

〈それぞれの四季〉新しい挑戦/金里香

2男1女の子育て真っ最中だ。9歳になる長男は、自閉症スペクトラムとの診断を3歳の時に受けた。長男は今、主に養護学校に通いながら、週に2日ウリハッキョにも楽しく通っている。 自閉症と診断を受けたその日か…

〈それぞれの四季〉“縁に感謝して”/金仙喜

世の中にはさまざまな「縁」がある。近頃、私の周りでは「結婚適齢期」であるせいか結婚と出産の話で持ち切りだ。 そこで必然と人の「縁」についてより深く考えるようになった。 周りをみていると、人はみな出逢う…