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〈取材ノート〉地域に根ざした情報誌

総聯大阪府本部生野南支部が発行する地域情報誌「ヨボセヨ」が今年1月に発行300号を迎えた。「トンポの愛が行き交う、新たなトンポトンネを目指して」をコンセプトに1995年12月に創刊した同誌は、約25年…

〈取材ノート〉朝大が「原点」

朝鮮大学校体育学部出身で、現在ラグビートップリーグ(TL)のクボタスピアーズに所属する金秀隆選手(23)が、ジャパンラグビーTL2021の新人賞を受賞した。朝鮮学校出身の同胞選手が新人賞を受賞するのは…

〈取材ノート〉名古屋の入管

今から十数年前、親に連れられ、はじめて名古屋出入国在留管理局に出向いた。祖国で行われる迎春公演に参加するため再入国許可証の交付を申請したのだが、受け取った許可証によくわからない金色のスタンプが押されて…

〈取材ノート〉「頑張らなくても」いいように

コロナ禍で、DV被害が増加しているという。 ニュースでは「勇気を出して通報しましょう」などと流れてくるが、いささか違和感を抱く。目に見える、または見えない暴力を振るわれるという恐怖で、誰にも打ち明けら…

〈取材ノート〉トンヘと笹だんご

「特急列車に乗ったら、左側の窓際に座るといい。トンヘの海がよく見えるから」――

〈取材ノート〉語っていない

3月、大空襲犠牲者を追悼する催しが各地で行われた。ある記事を読み違和感をもった。 「東京大空襲では、米軍の爆撃により死者10万人以上、負傷者は数十万人を越える。…この空襲で日本人のみならず…

〈取材ノート〉更地と化した街に立ち

東日本大震災から10年を機に訪れた岩手県。大船渡市での取材を終え盛岡への帰路につく途中、総聯本部委員長が陸前高田市に連れて行ってくれた。 太平洋に面する同市では、かつて約2万人の人々が生活を営んでいた…

〈取材ノート〉「憤り」を原動力に

「センターを訪れたときの驚き、憤りが今回の企画に繋がっています」 高麗博物館(東京都新宿区)に現在展示されている「現代トピック」コーナーの紹介文の一文だ。