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「実り」の季節

先日、長野初中から本社宛に贈り物が届いた。中身は約20年の歴史を誇る同校の「学習田」で、日本の支援者たちの協力のもと、子どもたちが収穫した真っ白な新米だった。

元気な同胞社会を取り戻す

岐阜初中が今年12月に創立60周年を迎える。同校の創立60周年記念事業の実行委員長を務める郭展明さん(51)は、10年前に行われた「ウリ民族フォーラムin岐阜」で、当時岐阜県青商会の会長として「元気な…

習字の「効果」

「習字」「効果」と検索すると、たくさんの「説」が出てくる。 集中力アップ、右脳の鍛え…はたまたセラピー効果もあるのだとか。 では、朝鮮学校の生徒たちにはどのような「効果」をもたらすのだろう。

〈取材ノート〉「沈黙のレジスタンス」

映画「沈黙のレジスタンス―ユダヤ孤児を救った芸術家―」を観た。 ベネズエラ生まれのポーランド系ユダヤ人であるジョナタン・ヤクボウィッツ監督による本作は、「パントマイムの神様」と称えられるマルセル・マル…

〈取材ノート〉入居差別と就職差別

「差別は生活と隣り合わせ」-最近、そのことを強く感じる出来事があった。 諸事情で引っ越すことになりバタバタと物件探しをしていた。条件に合った部屋が見つかり、内見まで済ませていざ申し込んだところ「外国籍…

〈取材ノート〉ピリオドからのリスタート

今年4月、朝高出身の最年長トップリーガーとして同胞ラグビー界をけん引してきた成昂徳さん(38、大阪朝高卒)が現役を引退した。ラグビー界の第一線で活躍しながらチームを支えてきたいぶし銀が、プロで15年、…

〈取材ノート〉新型コロナの恐怖の淵で

新型コロナウイルスが、これでもかと言わんばかりに猛威を振るっている。 報道によると、米国CDC(=疾病対策センター)は7月末、新型コロナウイルスのデルタ株が「水ぼうそう」と同じような非常に強い感染力を…

〈取材ノート〉駒大問題を取材して

駒澤大学に在学中の在日朝鮮人学生が、学生証の記載を「通称名」から本名に変えようとした際、大学側がその申し出を拒否し変更の条件として「お詫び」を求めた事件。今回、被害当事者の告白によって事件が明るみにな…