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〈取材ノート〉もう一度W杯の熱狂を

ブラジルW杯期間には、取材先の同胞たちとサッカー談義で盛り上がった。44年ぶりに朝鮮代表が出場した、2010年の南アフリカW杯を回想しながら、「ウリナラはもうW杯に出られないのではないか」と話す同胞も…

〈取材ノート〉母校への思い

記者の母校である静岡朝鮮初中級学校が今年創立50周年を迎える。そんな記念すべき年の運動会を取材する機会に恵まれた。 舌足らずで泣き虫だった1年生が頼もしい最高学年になり、下級生を引っ張っている姿をみる…

〈取材ノート〉喜怒哀楽が詰まる紙面

これまでの記者人生で、思い出は数え切れない。楽しいものだけでなく、苦しく辛い思い出もたくさんある。駆け出しの頃には取材対象に笑われるようなミスも重ねた。 金正恩第1書記の肉声演説を金日成広場で聞きなが…

〈取材ノート〉詭弁は通用しない

集団的自衛権の行使容認をめぐる動きが加速化している。 米国は自らのアジア太平洋戦略を実現すべく、日本の取組みを支持した。それを追い風に、日本は「集団的自衛権の行使は国際社会の平和と安定に貢献する」など…

〈取材ノート〉「胸がジーンとした」

朝鮮の卓球トップ選手が、2001年の大阪・世界卓球以来13年ぶりに訪日した。その間、日本でのジュニア大会に参加した選手はいたが、耳目が集まる国際舞台での熱戦に在日同胞は沸いた。その応援は大会関係者の間…

〈取材ノート〉ソルマジ生徒との再会

大阪の同胞行事を取材していたときのこと。今年1月に平壌で行われた迎春公演(ソルマジ公演)に出演した見覚えのある生徒の姿が目に入った。平壌で取材したことがあるので、記者が「○○トンム!」と声をかけると、…

〈取材ノート〉「ヒョンニム」の温かさ

大分県在住の兄弟2人が今年度から九州朝鮮中高級学校の中級部に編入、入学した。 入学式(5日)では緊張のあまり表情を硬くしていた兄弟だったが、ある人物の顔が目に入った瞬間、笑顔が弾けた。 その人物とは、…

〈取材ノート〉「デタラメ言うな!」

3月末に大阪高裁で行われた京都朝鮮第1初級学校(当時)への「在特会」メンバーらによる襲撃事件(2009年12月)の控訴審第1回口頭弁論。控訴側(在特会側)の意見陳述の最中、傍聴席から「デタラメ言うな!…