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〈取材ノート〉祖国の記者と過ごした25日間

アジア大会の取材のため、仁川に25日間滞在した。朝鮮選手団の随行記者団の一員として、平壌から空路で仁川へ。選手団と同じスーツ、同じジャージに身を包み、朝鮮国旗を胸に祖国の記者たちと過ごした日々はかけが…

〈取材ノート〉加害の歴史塗りかえるな

関東大震災の追悼会を取材するにあたって、いくつかの資料を手に取った。そこに記されていたのは91年前に、筆者にとってあまりにも見慣れた土地で起こった非人間的な虐殺の数々。

〈取材ノート〉繰り返される100年前の手法

「朝鮮人虐殺を目撃した人の息子がこの近くに住んでいる」 1923年9月1日に起きた関東大震災時、日本の軍、官憲、民衆によって虐殺された朝鮮人の墓が埼玉県の常泉寺にある。それから91年後の同日にこの寺を…

〈取材ノート〉秋になれば・・・

若い世代の同胞による地域対抗サッカー大会を取材した。同じ地域に住む仲間同士が和やかに交流する姿が印象深い。一方で旧友と久しぶりに会い、近況を報告し合う姿が多く見られる。知人から紹介を受け、新たにつなが…

〈取材ノート〉鳴り止まない「鼓動」

障がいのある子どもを持つ父母たちの会である「ムジゲ会」の全国交流会が、8月23日~25日にかけて東京で行われた。各地の「ムジゲ会」から集まった父母たちは悩みや経験談を涙ながらに吐露しながらも、ともに活…

〈取材ノート〉遺骨との対面実現させたい

毎年8月となると、テレビや新聞各紙ではかつての戦争体験などをふり返る企画が多く見られる。しかし、日本の侵略戦争遂行の過程に、無残に命を落とした朝鮮人の存在がクローズアップされることは、ごく稀である。 …

〈取材ノート〉サッカーの祭典

W杯の熱狂が冷めやらぬ8月上旬、在日同胞児童たちのサッカーの祭典が大阪で開催された。「在日朝鮮初級学校中央サッカー大会(コマチュック大会)」だ。 朝鮮初級学校で学ぶ日本各地のサッカー少年たちが一堂に会…

〈取材ノート〉大先輩のエール

金日成主席が逝去前日(1994年7月7日)に祖国統一関連の文献に親筆を残し、20年。これに際し、統一運動に長らく従事してきた活動家たちを取材する機会に恵まれた。取材対象の年齢は70代後半から90代前半…