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〈取材ノート〉“近くなるべき存在”

今夏、北海道で行われた「東アジアの平和のための共同ワークショップ」を取材した。97年から続くワークショップでは戦時下の強制連行犠牲者の遺骨発掘が行われてきた。 南の学生が参加者の大半を占め、在日同胞の…

〈取材ノート〉思いを馳せ続ける「人」

8月24日、戦争や「浮島丸事件」で犠牲になった朝鮮人の遺骨が安置されている祐天寺で、朝鮮人戦争犠牲者追悼会を取材した。今もなお、故郷に戻れず、遺族と会えずにいる遺骨が日本にはたくさんある。遺骨はいつま…

〈取材ノート〉朝・日で朝高生を応援

今年のインターハイのボクシング競技(7月28日~8月3日、広島)の会場応援席で、朝・日友好の風が吹いた。 今回のインターハイでは去年に続き、兵庫県の日本人有志たちによる応援団「はば拳」が地元兵庫県代表…

〈取材ノート〉同胞社会で子どもの安全を

今始まったわけではないが、悲惨な交通事故や誘拐、殺傷事件など、目を覆うばかりのニュースが多い。同胞たちにとっても対岸の火事ではない。まして朝・日間の情勢悪化を鑑みると、朝鮮学校に子どもを送る保護者や学…

〈取材ノート〉生活に根づく文化芸術の力

9日、金剛山歌劇団の2016年巡回公演がスタートした。今年は民族教育の節目の年。初回となった東京公演では、都内の朝鮮学校生徒たちを招いた昼の招待公演に続き、一般客を対象とした夜公演と続いた。

〈取材ノート〉法に魂をこめる

5日、川崎ヘイトデモの現場に足を運んだ。2年ほど前に見たデモの記憶が生々しく残っており、若干の躊躇もあった。 しかしその光景は一変していた。わずか10数人のデモ隊を、数十倍のカウンターが取り囲み「ヘイ…

〈取材ノート〉ともに踏みしめた一歩

連載「心・技・体~アスリートの肖像」で紹介したトレイルランナーの張成道さんは、2020年に行われる東京パラリンピック・トライアスロン種目への朝鮮選手の輩出を目指して昨年から朝鮮で活動を繰り広げてきた。…

〈取材ノート〉人間の温かみ

4月19日から5月3日まで熊本地震の取材にあたった。地震の被災地に足を運んだのは、今回で2回目。昨年8月には、その4ヶ月前にマグニチュード7.8の地震が発生し、8000人以上が犠牲になったネパールを一…