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〈取材ノート〉新米記者の膨らむ希望

「小平村」を卒業し、記者の職に就いて2ヵ月。 元気いっぱいの長野サムルノリサークルのオモニたち、関東のウリハッキョで英語講師をするザンビアのサマンサさん、補助金凍結に抗議して、千葉市役所前で手作りプラ…

〈取材ノート〉法の下で保護する必要性

「一定社会や未来に対する見通しのなさへの不安から、『美しい日本、美しいドイツ』が強調され、その不安をうずめるものとして外国への排他がある」 9日、龍谷大で行われた講演会「ヨーロッパにおけるポピュリズム…

〈取材ノート〉3年ぶりの平壌のデパートで

ある休日、平壌市内のデパートに出かけた。今回は3年ぶりの訪朝だが、以前にも増してデパートは多くの客でにぎわっていた。 目当ての売り場に進んでいくと、人だかりが目に飛び込んできた。そこでは、大泣きする少…

〈取材ノート〉朝鮮人であることの誇り

3月といえば卒業シーズン。12日に行われた朝大卒業式には、今年も卒業生たちの門出を祝うため各地から大勢の保護者や家族たちが訪れていた。 今回取材をしながら一番印象的だったのは、午後に行われた祝賀宴での…

〈取材ノート〉祖国訪問の玄関口

近年、大規模な水力発電所の建設など、地方経済の活性化が注目されている江原道を訪れた。学生の時以来、5年ぶりの訪問となった。 平壌から車で約2時間半。元山市に入ると殺風景だった高速道路の風景とは一変、カ…

〈取材ノート〉五輪開催国たるもの

冬季アジア大会(2月19~26日)期間、札幌を訪れた国際オリンピック委員会の張雄委員をインタビューした。20年間、同委員を務めてきた朝鮮スポーツ界の重鎮は、「五輪種目ではないが」と前置きしながら「囲碁…

〈取材ノート〉市民の「口コミ」

平壌支局で数カ月を過ごすと、生活用品を朝鮮国内で購入することが多くなる。4年ぶりの訪問ということもあり、デパートを訪れると国産製品の品ぞろえが増えたことに驚く。 先日、開城高麗人参化粧品などを販売する…

〈取材ノート〉娘たちの還暦祝い

昨年、総合模範分会に表彰された総聯大阪・東大阪南支部寿分会の新年会(2月5日)で、今年還暦を迎える同胞夫婦が祝福され、花束が贈られた。 還暦夫婦と共に、その娘たちも舞台にあがった。一家は両親と5人姉妹…