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〈取材ノート〉歴史修正主義者の圧勝

7月5日に投開票された東京都知事選。現職の小池百合子知事が350万票以上を得て圧勝したほか、在日朝鮮人差別をけん引してきた桜井誠氏が前回(16年)を6万票以上上回る約17万8千票を獲得した。都内に住む…

〈取材ノート〉コロナ禍に想う

新型コロナウィルの感染拡大がつづく中、電話取材で聞いた、ある総聯活動家の本音に考えさせられた。 「同胞たちの中に入っていくうえで、迷いがないわけではない。本当にこの方法で良いのかわからないし、怖さだっ…

〈取材ノート〉近づく「心の距離」

新型コロナの感染拡大により、感染予防のためのソーシャルディスタンスの遵守や「密」を避けた行動が社会に浸透。「集まること」が禁止され、総聯運動や同胞らの活動にも大きな支障をきたしている。 そんな中でも各…

〈取材ノート〉庭石の記憶

昨年、福山雅治さんと石田ゆり子さんの共演で映画化された「マチネの終わりに」は、天才ギタリストの蒔野とジャーナリスト洋子の愛の物語だ。 作品では、幼い頃、ままごとをしていた庭石に祖母が頭をぶつけて亡くな…

〈取材ノート〉分断の克服

ジャーナリストの堀潤監督の映画「わたしは分断を許さない」を観た。同作は、国内外の社会課題の現場で生じる分断を追った作品。福島や香港、沖縄など、分断の深まる地域を訪ねる。監督は18年、19年と日本のNG…

〈取材ノート〉無自覚の危険性

コロナウイルス感染症による社会的混乱が世界各地で起きている。なかでも深刻なのはデマやヘイト被害がこの数週間多発していることだ。 イギリス・ロンドンでは、シンガポール出身の青年に対し集団暴行が行われ、中…

〈取材ノート〉とある南の教師の話

「朝鮮学校の先生たちは、統一について堂々と教えていました。そして子どもたちも胸を張って学んでいました。統一祖国の主人公になると、思い切り歌っていました。本当にうらやましいです」 南朝鮮の、とある男性教…

〈取材ノート〉「こんな所」に支部会館

2月初旬。忍者の里として有名な三重県伊賀市で同胞らによる新年会が行われた。 会場は05年に「伊賀コリアン会館」としてリニューアルされた総聯伊賀支部会館。新年会は伊賀市在住の同胞らをはじめ朝・日の多くの…