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〈取材ノート〉「プニギ オルリジャ」

先日、今年の流行語大賞が「3密」に決まった。未曾有のコロナ禍に見舞われた世情を反映しての選出だろうが、あまり聞こえのいいものではない。どこか後ろ向きな気持ちにもなる。 筆者の個人的流行語大賞を選出する…

〈取材ノート〉分会長の本職

土木、溶接、介護、飲食店店長…分会長たちの「本職」はさまざまだ。町工場に労働者として勤めるとある分会長は「いつも迷うんです。工場帰りの分会委員会、シャワーを浴びて少し遅れて会議に参加しようかなって…」…

〈取材ノート〉コロナ禍、変わらぬ思い

今年、京都初級では、学校支援のために昨年から行われている「愛校フェスタ」をリモート形式で開催した。10月25日、オモニ会の料理が各家庭へ届けられ、フェスタ「参加者」たちはそれらに舌つづみを打ちながら、…

〈取材ノート〉未来を描くための存在

先日、短期出張で愛知に出向いた。目的は2020年初となる金剛山歌劇団の公演取材。 今年は、コロナによる影響を直に受けていた歌劇団にとって、いつにも増して貴重な公演であることをわかっていただけに、公演当…

〈取材ノート〉「使命」

5日、大阪府の花園ラグビー場で在日朝鮮学生中央体育大会のラグビー競技が行われた。大会では大阪中高ラグビー部が圧倒的な力で東京中高に勝利し、中高級部のアベック優勝を飾った。 今冬に行われる「全国高等学校…

〈取材ノート〉かたちを変えた運動会

今年60周年を迎えた群馬初中を取材した。学校では児童、生徒たちが運動会の予行練習に励んでおり、汗を流しながら体育館内を走り回っていた。 今年は新型コロナウイルスや台風の影響もあり例年行う運動会を「体育…

〈取材ノート〉黄色い点字ブロック

在日無年金障害者たちを取材した。国民年金法に設けられた国籍条項により、国民年金に加入できず、社会保障から締め出された同胞障害者たち。問題を放置し続けている日本政府に怒り、同胞コミュニティーに対して問題…

〈取材ノート〉一番の肝

コロナ禍に伴う国の支援策として5月19日、文科省が発表した学生支援緊急給付金は最大20万円を「困窮学生」に対し支給するものとしたが、現状は「困窮学生」が救済されない名だけの支援制度である。