
〈本の紹介〉青柳優子訳「白石詩集」
2013年02月13日 10:25
透明な叙情と日帝支配への抗拒 日本で最も広く知られている朝鮮詩人は尹東柱であろう。この詩人は日本人の愛好者も多く各地で作品の朗読会が、しばしば開かれている。その尹東柱が敬愛し影響された詩人が、ほかなら…

〈本の紹介〉明盡(ミョンジン)著「鼠耳読経-衆生がつらいと仏もつらい
2013年02月09日 13:18

〈本の紹介〉柳美里著「ピョンヤンの夏休み-私が見た『北朝鮮』」朝鮮語版出版
2013年01月28日 14:34

〈本の紹介〉朝鮮の作家・金秀景が描く「三千里の山河」を読む
2013年01月22日 15:18
混濁した歴史の暗い森に分け入って 日本の天皇国家が数千万人を殺して、降伏し、米ソ2極による支配が始まる。そのすさまじい混沌のなかから朝鮮がどのように立ちあがろうとしたのか。なぜ朝鮮は分断国家にされてし…

〈本の紹介〉領土問題と歴史認識 纐纈厚著
2013年01月16日 12:18
歴史と真摯に向き合ってこそ 昨年9月、石原慎太郎前東京都知事による尖閣諸島(中国名は魚釣島)購入計画、日本政府による尖閣諸島の国有化の問題で、日中間に緊張が走った。

〈本の紹介〉「中国朝鮮族を生きる-旧満州の記憶」戸田郁子著
2012年12月15日 13:52
埋もれた歴史を照らし出す エッセイストとして知られる著者が、勤務していた会社を辞めて南に留学、延世大学語学堂に留学したのが1983年。2年後、高麗大学史学科で朝鮮の近代史を学ぶ。その後、中国黒龍江省ハ…

〈本の紹介〉「耳塚とは」残酷な民族受難の証
2012年09月27日 15:25
今年は、壬辰・丁酉戦争(豊臣秀吉の朝鮮侵略戦争)が始まって420年になる年であり、「京都耳塚=鼻塚」が築造されて415年になる年である。 そんな年にタイミングよく編まれたされたのが本パンフ「耳塚とは」…

〈本の紹介〉新聞・テレビが伝えなかった北朝鮮/小倉紀蔵 編
2012年09月27日 09:59
しなやかな包容力、人間的な関心 この本の編者は、京都大学総合人間学部の教授で、韓国や東アジアの思想・文化を研究している人。韓国へは留学もしているが、朝鮮民主主義人民共和国への訪問は1997年以来、二度…

犠牲のシステム 福島・沖縄 高橋哲哉著
2012年08月27日 10:04
地方押しつけの構造的差別 タイトルにもある「福島」と「沖縄」。この二つの言葉から連想される言葉といえば「差別」ではないだろうか。 昨年3月11日の東日本大震災によって起きた福島の原子力発電所の爆発事故…

〈本の紹介〉私の心の中の朝鮮学校(日本語対訳版)/文・権海孝、絵・朝鮮学校の子どもたち
2012年08月13日 14:12
愛情、尊敬、感謝を込めて 日本で60年以上にわたり朝鮮民族の誇りと朝鮮学校を守り続けてきた在日同胞たち。 この本は、ドラマ「冬のソナタ」の室長役で人気の南朝鮮の俳優・権海孝さんが、朝鮮学校を人々に広く…