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〈本の紹介〉明盡(ミョンジン)著「鼠耳読経-衆生がつらいと仏もつらい

MBの犯罪性、完膚なきまで喝破 「史上最悪の大統領」、MBこと李明博がようやく「明博(ミョンバク)山城(サンソン)」ならぬ青瓦台から消え去る日が近づいている。まさに地獄のような歳月だったが、「失われた…

〈本の紹介〉領土問題と歴史認識 纐纈厚著

歴史と真摯に向き合ってこそ 昨年9月、石原慎太郎前東京都知事による尖閣諸島(中国名は魚釣島)購入計画、日本政府による尖閣諸島の国有化の問題で、日中間に緊張が走った。

〈本の紹介〉「中国朝鮮族を生きる-旧満州の記憶」戸田郁子著

埋もれた歴史を照らし出す エッセイストとして知られる著者が、勤務していた会社を辞めて南に留学、延世大学語学堂に留学したのが1983年。2年後、高麗大学史学科で朝鮮の近代史を学ぶ。その後、中国黒龍江省ハ…

〈本の紹介〉「耳塚とは」残酷な民族受難の証

今年は、壬辰・丁酉戦争(豊臣秀吉の朝鮮侵略戦争)が始まって420年になる年であり、「京都耳塚=鼻塚」が築造されて415年になる年である。 そんな年にタイミングよく編まれたされたのが本パンフ「耳塚とは」…

〈本の紹介〉新聞・テレビが伝えなかった北朝鮮/小倉紀蔵 編

しなやかな包容力、人間的な関心 この本の編者は、京都大学総合人間学部の教授で、韓国や東アジアの思想・文化を研究している人。韓国へは留学もしているが、朝鮮民主主義人民共和国への訪問は1997年以来、二度…

犠牲のシステム 福島・沖縄 高橋哲哉著

地方押しつけの構造的差別 タイトルにもある「福島」と「沖縄」。この二つの言葉から連想される言葉といえば「差別」ではないだろうか。 昨年3月11日の東日本大震災によって起きた福島の原子力発電所の爆発事故…

〈本の紹介〉私の心の中の朝鮮学校(日本語対訳版)/文・権海孝、絵・朝鮮学校の子どもたち

愛情、尊敬、感謝を込めて 日本で60年以上にわたり朝鮮民族の誇りと朝鮮学校を守り続けてきた在日同胞たち。 この本は、ドラマ「冬のソナタ」の室長役で人気の南朝鮮の俳優・権海孝さんが、朝鮮学校を人々に広く…

〈本の紹介〉「東京電力」研究、排除の系譜 / 斎藤貴男著

「暴走」にストップをかけ、脱原発急げ 「我々はなぜ、原発を選んだのか。なぜ、巨大企業の支配を望んできたのか? 3.11が暴いたノーリスク・ハイリターン体質。この国の本質が初めて明らかになる! 米国への…