公式アカウント

横浜の副読本「わかるヨコハマ」改訂、回収問題(上)

「朝鮮人虐殺」を抹消 「わかるヨコハマ」は横浜市教育委員会が市立中学校1年生に配布している副読本である。この副読本の関東大震災の記述が政治介入によって改訂、回収されるという問題が起きた。副読本記述改訂…

〈本の紹介〉ハルモニの唄/川田文子著

「見過ごしてはならぬ歴史」 戦中・戦後の在日社会、それを取り巻く日本社会を生々しく伝えてくれるハルモニ(おばあさん)たちの「苦労自慢」「貧乏自慢」。言葉も分からず、工場で働かされた少女、海を渡って嫁い…

再び「辛榮浩文学」を読み直す/韓丘庸著

最後の作品集「在日華燭の典」について 激減する世界情勢の中で、今日本は大きな岐路に立たされている。マスメディアは毎日のように朝鮮バッシングに余念がない。憲法九条の改悪をはじめ、集団自衛権行使や武器輸出…

〈本の紹介〉全国戦没者追悼式批判/山田昭次著

著者である立教大学名誉教授の山田昭次さんは、本書を執筆したきっかけを「東京都と神奈川県の教育委が、公立の小、中、高等学校の教員に対し、校内儀式の際の日の丸掲揚と国歌斉唱を強制する通達を出したことに起因…

〈本の紹介〉すっきり!わかる集団的自衛権Q&A/浅井基文著

人々の疑問に向き合う 「何でもできる日米同盟」の実現を目指し、解釈改憲へと進む安倍政権。憲法制定以降、法制局により少しずつ拡大解釈されていった憲法の最後の歯止めを安倍政権は破壊しようとしている。「戦争…

〈本の紹介〉訪朝報告書「百聞不如一見(ひゃくぶんはいっけんにしかず)」 2010~2013

自然体で朝鮮に触れて 「百聞不如一見」と冠した朝鮮訪問記が最近出た。「2010~2013訪朝報告書」と副題がついている。そこにはその間に朝鮮を訪問した12人の感想とカラー写真と日程や直接話した人物名ま…

〈本の紹介〉闘う平和学-平和づくりの理論と実践/前田朗、木村朗、加藤朗共著

 “私たちはどのような世界に生きたいのか” 国家安全保障会議(日本版NSC)の設置、特定秘密保護法の強行採決、集団的自衛権の行使に向け平和憲法を改悪しようと目論む安倍政権。戦争とファシズムの足音はすぐ…

〈本の紹介〉戦争のできる国へ―安倍政権の正体/斎藤貴男著

尊厳が脅かす改憲に終止符を 「手垢のついた形容を繰り返したくはないけれど、これ以上に適切な表現が見当たらない」 本書の「はじめに」で、著者は本のタイトルについてこう語っている。自らを「愛国者」と評する…