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〈高麗人参余話 36〉加工(1)

夏も過ぎ旧盆の頃になると人蔘が収穫される。畑にかけておいた屋根やシートを外し、茎も刈り取る。昔は人蔘の掘り起こしを夜明け前から農家の人たち総出で、手作業で行ったが今では作業はとても楽になった。

〈若きアーティストたち 21〉役者・金民樹さん

在日同胞たちにとってネイティブな朝鮮語を使うことはそうたやすいことではない。ましてや、3世、4世ともなると、生まれて初めて接する母語はほとんどが日本語、その後ひとつひとつ言葉を覚えていく過程の言語環境…

〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉連載を終えて

この連載の依頼を受けたとき、私は正直言ってとまどった。折りしもいろいろな悪条件が重なって、そんな余裕なんてなかった。それに、私はあれこれ1度にやってのけるのが大の苦手である。 そんな私の気持ちを知って…

〈朝鮮歴史民俗の旅〉タバコ(1)

19世紀の文人・趙在三は著書「松南雑識」で次のような民話を紹介している。 「日本に淡珀姑という妓生(芸者)がいた。なかなかの美貌の持ち主で、そのうえ素直で心やさしく、多くの男どもの心を捉えていた。その…

〈高麗人参余話 35〉病害

田んぼに人蔘を栽培する場合、人蔘を収穫した後、湛水して稲を栽培すれば土壌は還元状態になり、酸素が足らなくなって土壌中の根腐病菌は生育が止まり、死滅して病原菌の密度が減少する。人蔘を収穫した後、田んぼで…

〈朝鮮名峰への旅 1〉春霞の中から柔らかな光、白頭山が染まっていく

初めて白頭山を訪れたのは、91年5月下旬のことであった。 飛行機が三池淵の飛行場に近づくと、機内からざわめきが起こった。前方に真白な白頭山が、他の山々を従えるように、まばゆいばかりに輝いていた。山岳カ…

〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉烈士・柳寛順(下)

3月3日の高宗の国葬に向けて、全国から人々がソウルに集まってきた。今まで地下組織で活躍してきた孫秉煕、崔南善ら33人の天道教、キリスト教、仏教の指導者と学生指導者を代表とする朝鮮独立運動家たちが、自主…

〈朝鮮歴史民俗の旅〉白衣(2)

白衣民族という言葉が、朝鮮民族の別称として定着したのはそれほど古い時代のことではない。日本植民地統治時代、多くの朝鮮人は以前にも増して白衣を身につけた。民族主義者や愛国の志士たちはもちろん、一部の親日…