在日同胞たちにとってネイティブな朝鮮語を使うことはそうたやすいことではない。ましてや、3世、4世ともなると、生まれて初めて接する母語はほとんどが日本語、その後ひとつひとつ言葉を覚えていく過程の言語環境も、母国語を教える両親、教師とも日本生まれの日本育ちとあって、必ずしも朝鮮固有の言語感覚を持ち、発音できるとはかぎらない。
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