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〈朝鮮歴史民俗の旅〉花(3)

国ごとに親しみのある花がある。英国人はバラ、中国人は牡丹である。日本人はといえばもちろん桜だろう。 親しみを感じるにはそれなりの理由がある。英国人がバラなのは、英国王室のシンボルであったことにもよるが…

〈朝鮮歴史民俗の旅〉花(1)

古今東西に花ほど愛され、たたえられてきたものはない。花は人々にやすらぎと喜びを与え心に潤いをもたらすからである。花を鑑賞して楽しむことは古来どの民族も等しく行ってきた。歌にうたい、絵に描き、衣服の模様…

〈みんなの健康Q&A〉あかちゃんの発熱-こどもの病気

Q:あかちゃんの様子がいつもと違います。額をさわるととても熱いのですが、どうすればよいのでしょうか? A:一番心配なのは、ただの風邪なのか、それとももっと重い病気なのか、ということです。あかちゃんはお…

〈若きアーティストたち 20〉ピアニスト・朴勝哲さん

こまつ座「兄おとうと」のピアノ演奏が高く評価され、先日、ピアノ演奏では初の読売演劇大賞優秀スタッフ賞に選ばれた。こまつ座代表、井上ひさしさんは「朴さんはこまつ座の宝、そして日本の宝」と喜んだ。朴勝哲さ…

〈朝鮮歴史民俗の旅〉酒と酒道(4)

酒は百薬の長であるともいわれる。しかし、それはたしなむ程度であればの話で、度が過ぎると禍のもととなる。その極めつけは燕山君治世12年間であった。国王は酒乱となって凶暴を振るい、宰相以下両班士大夫も宴会…

〈高麗人参余話 33〉連作障害(上)

人蔘は連作障害のひどい作物で人蔘を1度収穫した畑ではその翌年に続けて栽培できない。もしそれでも栽培した場合、初めの年あるいはそのあくる年までは人蔘の葉の生育にはっきりした異常を見つけられないまでも、根…

〈人物で見る日本の朝鮮観〉横山正太郎

横山正太郎(1843~1870)の名と業績を知る人は日本人の中でも極めて限られている。しかし、明治初期の征韓論狂熱と関連しては、征韓論反対を政府に建言し、割腹して果てるという壮烈な死を選んだ人として、…

〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉記者・崔恩喜

崔恩喜は、今から約80年前言論界に進出した草創期の女性記者であり、生涯を女性の地位向上と歴史を記録する執筆活動に捧げた女性である。 彼女は、1902年(戸籍上では1904年)黄海道白川の教育者の家庭に…