公式アカウント

〈朝鮮と日本の詩人 99〉山田今次

白いチョゴリの少女 ぼくは外套をきたまま肩をすぼめていた。 ちいさな舞台。 少女たちは きちんとちぢまって ならんでいた。 ライトは ぼんやりと まだ位置がきまらない。 白いチョゴリの少女。胸に赤いリ…

〈朝鮮と日本の詩人 98〉堀川正美

北に帰る友への絶唱 底なしの罪のなかで部落の葉緑素はつめたい涙 夜のよこっぱらはバーナーの火でえぐられっぱなし ブルドーザーとクレーンがのたうちながら 民族の魂をさがしつづけた。   異母兄…

〈朝鮮と日本の詩人 97〉吉田欣一

朝鮮の女、毅然たる姿 霜柱の崩れた泥濘の道を 毀れかけた乳母車に ブリキ、鉄屑、壜の破片、紙屑などを満載して 背中で泣き喚く餓鬼をどなりつけ 軒々の塵芥箱を 棒切れでかきまわしてゆく朝鮮の女 人々のさ…

〈徐千夏先生の保健だより 7月〉ペットボトル症候群に要注意

のどがかわいた時に口あたりのよいジュース、サイダー、スポーツドリンクなどの清涼飲料をのむと、飲んだすぐはのどのかわきもなくなりスッキリします。しかし、すぐにまたのどがかわき、ジュースをがぶ飲みしてしま…

〈遺骨は叫ぶ 27〉北海道・鴻之舞鉱山

3000余人の朝鮮人を強制連行 突貫工事の過酷な現場、犠牲者構わず 北海道北東部のオホーツク海に面して、紋別市がある。流氷や漁業で知られている。 かつて紋別市には、全国一の金の生産量を誇った鴻之舞鉱山…

〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 6〉自ら「女君主」と称する/貞純王后金氏

改革に逆行 政敵を迫害 15歳で老王に嫁ぐ 貞純王后は、朝鮮王朝21代王英祖(1694~1776)の二人目の正妃である。英祖66歳、貞純王后15歳という朝鮮開国以来一番の歳の差カップルであった。 17…

〈朝大・朝鮮自然博物館 12〉両生類など・2011年は開館30周年

「生」を次代に伝える役目 本校で生物学を専攻する学生たちは毎週多様な実験を行う。以前卒業研究のためにマウスを十数匹飼育した。予備として飼育していたマウスは幸い(?)実験に使われずに筆者の研究室で愛玩動…

〈朝鮮と日本の詩人 96〉松本千鶴

心の海の無数のいかり われらのこころの海には 無数の碇が沈んでいる。   大小さまざまのたたかいの歴史よ。   波しずかなる日 それらひとつびとつの歴史をしらべよ。 いかにひとり言…