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第17回全国高麗書芸研究会東京展「書芸でウリハッキョを応援」

東北初中と福島初中に100万円ずつ寄贈 第17回全国高麗書芸研究会東京展が5月24~27日、東京・北区の北トピアで開かれ、たくさんの同胞たちが会場に足を運んだ。 展示されたのは、日本各地の高麗書芸研究…

〈朝鮮歴史人物〉東方強国-高句麗の始祖・東明王(3)

この時、句麗の北に位置していた靺鞨族が、機会あるごとに句麗に入ってきては民の生命や財物を奪っていた。朱蒙は、部下と共に召西奴の助力を得て靺鞨族を制圧し、降伏させた。これによって朱蒙の名声はいっそう高ま…

〈歴史×状況×言葉 32〉中野重治(5)

中野重治の、敗戦直後における朝鮮人への同情や親近感、連帯と共闘の意識の一方では、植民地支配者、加害者としての自覚を欠いた、蔑視的な朝鮮人描写が登場していたこと、またそれらはサンフランシスコ条約・日米安…

〈朝鮮民族の美 57〉李明郁「漁樵問答図」

漁夫と樵夫(きこり)が道で出会い、楽しそうに会話を交わしながら歩いている。 一方は長い釣 を、そして樵夫は天秤棒を持っている。この二本の強い斜線の中央に、それぞれの顔があるために、二人の顔、とくにその…

〈朝鮮民族の美 56〉金明国「達磨図」

18世紀のわが国を代表する画家は金明国(1600~1662以後)であろう。号は蓮潭または酔翁といい。画員に選ばれ、その教授となった。彼は山水と人物をともに良く描き、また「達磨図」のような優れた禅宗画を…

〈朝鮮民族の美 55〉申師任堂「茄子と虫図」(草虫図より)

わが国の大学者、栗谷・李珥(リイ)(1536~1584)の母親として有名な申師任堂(1504~1551)は知的な家庭に育ち、父からは学問、そして母からは女性としての教養を学んで賢婦人となった。 19歳…

〈歌舞団の舞台裏 2〉京都朝鮮歌舞団(下)

「うちのカムダンすごいねんで!」/プライド、葛藤の壁乗り越え 京都朝鮮歌舞団は、1965年9月5日に結成された。在日本朝鮮人京都文宣団が68年に改称され、今に至る。その前身は「ポドゥナムサークル」(6…

〈朝鮮歴史人物〉東方強国-高句麗の始祖・東明王(2)

7人の王子たちは朱蒙を妬むあまり、彼を大きな木にしばりつけ、獲物を奪って宮殿に帰ってきてしまった。しかし朱蒙は、自分が縛られていた大きな木を根こそぎ引き抜いたまま家に戻ってきた。これに危惧を感じた王子…