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〈聴くシンボ〉(2月7日-2月13日)

「聴くシンボ」は、朝鮮新報電子版 DIGITAL SINBOのニュースを音声でお聞きいただけます。同サービスでは、1週間の主要ニュースをピックアップし、毎週日曜日にダイジェストでお届けします。生活のさ…

短編小説「魚のために道をひらこう」3/陳載煥

いろいろな思いに時のたつのも忘れていた彼は、ふとわれに返ると先を急がなければ……、一秒でも遅くなると、それだけ河を裏切るようでぐずぐずしてはいられないと心があせった。 水をくんで米を洗い、魚を料理して…

短編小説「魚のために道をひらこう」3/陳載煥

いろいろな思いに時のたつのも忘れていた彼は、ふとわれに返ると先を急がなければ……、一秒でも遅くなると、それだけ河を裏切るようでぐずぐずしてはいられないと心があせった。 水をくんで米を洗い、魚を料理して…

〈聴くシンボ〉(1月31日-2月6日)

「聴くシンボ」は、朝鮮新報電子版 DIGITAL SINBOのニュースを音声でお聞きいただけます。同サービスでは、1週間の主要ニュースをピックアップし、毎週日曜日にダイジェストでお届けします。生活のさ…

短編小説「魚のために道をひらこう」2/陳載煥

吐きつけるような登山帽の言葉は、挑戦的なふくみをもっていたが、麦わら帽は、また始まったと言わんばかりに、あまり気にもかけていないように見えた。そして、もつれたリュックサックのひもを、指先でなおしている…

短編小説「魚のために道をひらこう」1/陳載煥

1章 容赦なく照り付ける八月の太陽の下で深い緑につつまれた山なみも、森も林も、暑さにあえいでいた。 青い流れに沿って、細長くのびている河原を、男が二人さかのぼっていく。 すたすたと先を行く男は、古ぼけ…

短編小説「燃える島」14/黄健

まず、3番手宛の電文を読み終えると、すぐ次の電文に目を走らせた。 「8時47分…… 中隊長以下全員6名 手榴弾ト自動小銃ヲタズサエ岸辺ヘ向カウ 敵ハ舟艇ヨリ降リテ イッセイニ上陸ヲ開始 岩ノカゲ 爆弾…

〈聴くシンボ〉(1月24日-1月30日)

「聴くシンボ」は、朝鮮新報電子版 DIGITAL SINBOのニュースを音声でお聞きいただけます。同サービスでは、1週間の主要ニュースをピックアップし、毎週日曜日にダイジェストでお届けします。生活のさ…