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短編小説「魚のために道をひらこう」3/陳載煥

2022年02月07日 07:20 短編小説

いろいろな思いに時のたつのも忘れていた彼は、ふとわれに返ると先を急がなければ……、一秒でも遅くなると、それだけ河を裏切るようでぐずぐずしてはいられないと心があせった。

水をくんで米を洗い、魚を料理して米と一緒にナベに入れ、枕のような形の石を3個拾ってくると、その上にナベをかけた。

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