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五輪勲章を授与/朝鮮の張雄IOC名誉委員に

五輪勲章を授与/朝鮮の張雄IOC名誉委員に 10月18日に行われた国際オリンピック委員会(IOC)総会で朝鮮の張雄IOC名誉委員(85)に、五輪運動の発展に特出した貢献をした人々に授与されるIOCの最…

短編小説「百日紅」 19/クォン・ジョンウン

「石灰が目に入ったようだ、涙がでて…」 顔をあげたヨンホは、涙を流しているヒョン・ウヒョクを見て、「お父さん!」と叫んでかれの胸に飛び込んだ。胸に顔を押しつけて両手を首にまわした。細い足が小刻みにふる…

短編小説「百日紅」 18/クォン・ジョンウン

敵機もこの地点をねらっていたにちがいなかった。 ヒョン・ウヒョクは機関士にむかって、10分以内に後退し貨車を二つに分けていんぺいさせろと指示した。 どれくらいたったのだろう。

花園出場に王手/大阪朝高

サッカー Jリーグ J2・第40節が10月28~29日に、第41節が11月3~5日に行われた。 梁勇基選手(MF)が所属するベガルタ仙台は第40節でレノファ山口FCと、第41節でV・ファーレン長崎と対…

〈在日発、地球行・第3弾 6〉運命を共にした記憶/モザンビーク

過去の連載記事はこちらから▶︎ 在日発、地球行・〈第1弾〉、 〈第2弾〉 真の独立への長い道のり 首都マプトに戻り、次なる目的地を隣国のジンバブエに決めた。宿で聞いたところ、移動手段には飛行機もしくは…

短編小説「百日紅」 17/クォン・ジョンウン

昼頃までにはセメントを埋め、その上から石灰でうわ塗りをはじめた。 三人とも石灰でまっ白になり、汗を流しながらうわ塗りをしていった。 トンネルはきれいに修理できた。仕事を終えると、三人は線路の土手に腰を…

短編小説「百日紅」 16/クォン・ジョンウン

それでも彼女は今日まで、党員である夫を心から尊敬し、愛してきた。だからこそどんな苦しみにも耐えることができたし、泣き出したくなるようなときでも笑顔を見せてきた。自分としては、傷痍軍人であり、保線要員で…

短編小説「百日紅」 15/クォン・ジョンウン

クムニョは信号灯をかざして立った。 そのとき、ヒョン・ウヒョクが家の戸口を開けて飛び出してきた。 「どうした、事故なのか?どうして応答の汽笛が鳴らないんだ?」 列車は通過信号を受けると応答の汽笛を鳴ら…