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〈読書エッセー〉晴講雨読・槇村浩「間島パルチザンの歌」と小説『人間の骨』/任正爀

前回、取り上げた小熊秀雄とともに筆者に強い印象を残した日本の詩人がもう一人いる。「間島パルチザンの歌」の作者である槇村浩である。間島は中国東北部・豆満江以北の朝鮮人が多く移り住んだ場所をさす。

防疫戦争における偉大な勝利

この2年半、全世界を襲った新型コロナウイルスは終息はおろか、絶えず伝播し、人々の貴重な生命を奪っている

〈民族教育と朝鮮舞踊19〉朝鮮大学校舞踊発表会《????-??? ?》(「継いでいこう-民族の代」)

朝鮮大学校には草創期から、主に芸術・教職課程の学生を対象とした「学校舞踊」科目があり、1世舞踊家の金長安先生が非常勤講師として教えられた(1956.4∼64.5)。先生が祖国に帰られた後は、任善喜先生…

〈ものがたりの中の女性たち59〉恋人である前に「知己」でありたいー妓生弄月

あらすじ 朝鮮王朝仁祖の時代、金(キム)眞性(ジンソン)という十八歳の美しい少年士人は、父の名代で松都の商人李(リ)希(フィ)徹(チョル)に貸した十万両を回収に赴く。そこで眞性は、名高い妓生弄(ロン)…

貴重な成功事例

朝鮮は新型コロナウイルスの感染状況を3ヶ月で解消した。今回も外国メディアは「専門家は発表された統計を疑っている」などと難癖をつけた。

早くも政権崩壊の様相

南の新政権が早くも政権崩壊の様相だ。就任から3カ月足らずで大統領支持率が異例の24%にまで落ち込み、与党は権力争いを巡って分裂状態に陥っている

漁郎川発電所ついに完成

2019年12月竣工の直前に八郷ダム(咸鏡北道)を訪れた。海岸線に沿った幹線道路から内陸に向かって数十キロ行った奥深い山間部にある。高さ100メートルを超える雄大な建造物で、巨大な人造湖が形成。展望台…

ウリマルを考える③在日のウリマルとヘブライ語/朴宰秀

前回、在日朝鮮人の民族問題を解決するには、血統と言語、民族性を守りそれを取り戻そうとする帰属意識を育むことが重要だと述べました。今回は、この帰属意識を行動に移すことで2千年間の言葉の空白を埋めた人類稀…