
〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 56〉おかしく、重く、神々しい「オモニ」/小田実③
2023年06月10日 08:00
小田実(おだまこと)には朝鮮、在日朝鮮人を描いた小説作品が数編あるが、かれが「人生の同行者」と呼んだ在日朝鮮人・玄順恵氏との結婚から、その母親=オモニとの、面白くも、重い「つきあい」を描いた「オモニ太…

「ウクライナに砲弾を」
2023年05月31日 08:14
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが「南が秘密協議に則って米国に砲弾を移しており、米国はこれを順次ウクライナに送る準備ができている」と報じた。その後、南の国防部は報道内容を明確に否定しなかった。 ▼…

共に歩みたい/李大美
2023年05月30日 10:20
かつて炭鉱の町として栄えた筑豊地域には、強制連行・労働のため故郷に帰れず亡くなった朝鮮人の遺骨がたくさんある。そのような犠牲者たちを供養するため、日本人と在日同胞が手を取り建てた供養塔が「松岩菩提」で…

〈読書エッセー〉晴講雨読・李升基『科学者の手記』とその余波/任正爀
2023年05月29日 07:29
朝鮮を代表する科学者はと問われて、多くの人はビナロンの発明者・李升基博士を挙げる。しかし、それ以外の人となるとなかなか出てこない。一つの理由は関連する書籍が少ないからだろう。実際、日本で読める朝鮮人科…

朝鮮学校で英語を学ぶ意義/李佳也
2023年05月27日 08:00
「ウリハッキョで英語を学ぶ意義って何?」子どもを朝鮮学校へ送ることになった友人からの何気ない質問に、ここを借りて私なりに答えたいと思う(大前提として、朝鮮学校にはスキル習得などでは測れない尊く深い意義…

生き続ける「治安維持法」
2023年05月26日 14:32
先日、日本の友人の紹介で荻野富士夫著「治安維持法シリーズ(5部作)のうち既刊の「朝鮮の治安維持法の現場(Ⅲ)と「朝鮮の治安維持法の通史(Ⅳ)」を贈呈して頂き拝読した。

総聯の力
2023年05月26日 08:03
金正恩総書記が総聯第25回全体大会参加者に書簡を送ってからもうすぐ一年。各地で書簡貫徹のための大衆運動に拍車がかかっている。

〈戦時文学から見る朝鮮戦争 3〉戦争第一段階の文学(2)
2023年05月25日 08:00
真の平和と統一を勝ち取るため 前回に引き続き祖国解放戦争第一段階に創作された小説から、今回は人民の姿がいかに描かれたのかに注目する。 アボジの叫び 「解放地区実話」として掲載された韓鳳植の「アボジ(父…