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ロードマップに沿って

長期的・段階的な発展戦略に基づいて国家建設を推進するのは社会主義国家の長所だといえる。中国では2035年を目指して社会主義現代化を進め、ベトナムでは25年までの産業発展戦略、35年展望を掲げている

〈朝大専門家の深読み経済4〉ビジネスパラダイム・シフトへの視座(上)/趙栄来

2005年に発足した在日本朝鮮社会科学者協会(社協)朝鮮大学校支部・経済経営研究部会は、十数年にわたって定期的に研究会を開いています。本欄では、研究会メンバーが報告した内容を中心に、日本経済や世界経済…

勝利像

戦勝70年を祝う閲兵式が行われた金日成広場でとりわけ目を引いたのは中央に設置された「勝利」像だった。共和国旗を高く掲げた人民軍勇士をモチーフにした彫刻「勝利」像は、1950年代の勝者の尊厳と気概を象徴…

米国戦車の砲身で設備

江原道南部に位置する1211高地は朝鮮人民軍の偉勲と勝利の象徴だ。戦勝70周年を迎え1211高地戦闘に関する資料を見ていて、元山市取材時に見かけた合成樹脂の成型機を思い出した ▼この戦闘で人民軍は、敵…

NEDの正体

中国外務省が昨年5月、米国政府の「隠れみの」としての米民主主義基金(NED)に関するファクトシートを載せた。それほど中国にとっても由々しい国際問題であることを示すものだ。

〈読書エッセー〉晴講雨読・北南離散家族の物語『アリランの青い鳥』/任正爀

日本で朝鮮人科学者について書かれた本は5冊であるが、日本人作家によるものが二冊ある。その一冊が1984年に講談社から出版された遠藤公男『アリランの青い鳥』で、朝鮮を代表する鳥類学者・元洪九博士の有名な…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 57〉「難死」をのりこえる一世の「勁(つよ)さ」/小田実④

小田実(おだまこと)の描いた在日一世の「オモニ」の、生活実感における即物性と現実的態度、そして格言のように真理を突く人生哲学の言葉は、「通念に基づくタテマエをまっこうから粉砕する力」を持つ。 日本へ仕…

〈戦時文学から見る朝鮮戦争5〉戦争第四段階の文学(1)

民主建設期の尊い生活を守るため 戦争第四段階(1951・6・11-1953・7・27)からは戦線が膠着し、陣地防御戦に突入。停戦交渉も始まる。この頃から作品の思想性・芸術性が格段に向上したとされている…