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〈ものがたりの中の女性たち70〉「映月庵の裏山の谷に暮らしています」―韓某夫人

あらすじ 崔某が家を探していたところ丁度いい賃貸物件が見つかり、家族と共に引っ越す。夜、なかなか寝付けずにいると、女が戸を開けて入って来る。行燈(あんどん)の側に立ったその女は顔見知りで、近所の両班家…

防疫関係者を再教育

労働新聞は最近も、朝鮮各地で徹底的に行っている防疫事業について報じている。報道は週2回程度で、以前に比べて回数は顕著に減った。内容を見ると、読者に注意を喚起したり、規定の遵守を呼びかける記事よりも、防…

〈まるわかり! 法律で知る朝鮮 2〉朝鮮の憲法の内容と特徴/李泰一

世界に類例のない人民憲法の魅力 ■はじめに 周知の通り世界に存在するすべての主権国家は憲法を制定しており、憲法を通じて国政を運営している。平たくいうと、政府の行政活動はすべて憲法の制約を受けており、憲…

〈朝大専門家の深読み経済4〉ビジネスパラダイム・シフトへの視座(上)/趙栄来

2005年に発足した在日本朝鮮社会科学者協会(社協)朝鮮大学校支部・経済経営研究部会は、十数年にわたって定期的に研究会を開いています。本欄では、研究会メンバーが報告した内容を中心に、日本経済や世界経済…

勝利像

戦勝70年を祝う閲兵式が行われた金日成広場でとりわけ目を引いたのは中央に設置された「勝利」像だった。共和国旗を高く掲げた人民軍勇士をモチーフにした彫刻「勝利」像は、1950年代の勝者の尊厳と気概を象徴…

米国戦車の砲身で設備

江原道南部に位置する1211高地は朝鮮人民軍の偉勲と勝利の象徴だ。戦勝70周年を迎え1211高地戦闘に関する資料を見ていて、元山市取材時に見かけた合成樹脂の成型機を思い出した ▼この戦闘で人民軍は、敵…

NEDの正体

中国外務省が昨年5月、米国政府の「隠れみの」としての米民主主義基金(NED)に関するファクトシートを載せた。それほど中国にとっても由々しい国際問題であることを示すものだ。

〈読書エッセー〉晴講雨読・北南離散家族の物語『アリランの青い鳥』/任正爀

日本で朝鮮人科学者について書かれた本は5冊であるが、日本人作家によるものが二冊ある。その一冊が1984年に講談社から出版された遠藤公男『アリランの青い鳥』で、朝鮮を代表する鳥類学者・元洪九博士の有名な…