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【投稿】サッカーを通じてつながりを

私は神戸朝高、朝鮮大学校体育学部を卒業し、現在は、神戸初中のサッカー部のコーチを務めている。同部の指導をはじめ、毎日幅広いサッカーの現場に立ち、充実した日々を過ごしている。このような毎日を「充実してい…

〈学美の世界 37〉観る者を惹きつける/成明美

76周年を迎える民族教育の歴史の中で50年の道のりを(コロナ過で全国規模で開催できなかった展示を含め)歩んできた在日朝鮮学生美術展。時を経るごとに表現の幅を広げ巧みさを増し、造り出される子どもたちの表…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 40〉憎悪・怨嗟の炎、…希望の炎は?/放火と文学

この年末年始にかけて思うところがあって、「放火と文学」ということを書こうと思う。 不謹慎と思われるかもしれないが、文学芸術は炎、火事、放火を重要なモチーフとして描き続けてきた。燃え上がる恋愛の比喩とし…

〈時事エッセー・沈黙の声 19〉武蔵野市「外国人住民投票」条例案否決/浅野健一

背景に極右政治家の排斥扇動 昨年12月21日、東京都武蔵野市議会の本会議で、18歳以上・市内在住3カ月以上であれば、日本国籍者と同じく外国籍の市民にも投票資格を認める住民投票条例案が反対多数で否決され…

〈民族教育と朝鮮舞踊12〉夢にまで見た祖国での「ソルマジ公演」②

芸術担当の重責を担って 1987~88年の年末年始は、私の生涯で忘れられない特別な冬となった。第2次在日朝鮮学生少年芸術団の芸術担当として、30人の初中級部生を4人の教員と共に引率し、2カ月半の夢のよ…

〈読書エッセー〉晴講雨読・新旧二つの『現代朝鮮文学選集』/任正爀

読書家にとって作者の署名本は宝物である。筆者の手元にも著者から直接頂いた署名本が何冊かあるが、それらはその方々との交流を示す記念品でもある。また自分に宛てられたものでなくても、署名本は作者の思いを感じ…

【書評】「在日朝鮮人美術史―1945-1962美術家たちの表現活動の記録」/古川美佳

「主体的な在日朝鮮人美術を開く」ために 先般、11月24日朝鮮大学校教育学部美術科主催により開催された講演会「在日朝鮮人の美術史—研究内容とその軌跡、そして展望」に参加し、白凛氏の講演(他に上田雄三ギ…

〈みんなの健康Q&A〉フレイル、オーラルフレイルって何ですか?/口から老化を防ごう

些細な口の衰えに気づこう Q 最近よく聞くフレイルって何ですか? A フレイルの語源は「frailty(フレイルティ)」で「虚弱」を意味します。 フレイルは加齢により筋力や運動機能、認知機能が衰え、人…

〈ウリマルの泉(우리 말의 샘) 20〉学生祖国訪問団を引率する①(학생조국방문단을 인솔하다)

朝大生が本格的に祖国を訪問するようになったのは1980年からである。それから10年間、朝大生は毎年1カ月間、平壌をはじめ白頭山、金剛山、開城、板門店などを参観・見学しながら祖国の慈愛深い愛を胸に刻んだ…

〈ものがたりの中の女性たち 52〉理想の婿と嫁/申?の亡き息子の夫人

あらすじ 判書申銋(シンイム)は人を見る目がある。彼の亡き息子の嫁が、娘の婿を探してほしいと言う。嫁の言う条件に申銋は、そんな好条件の婿は探してもすぐには見つからないと笑う。ある日、遊んでいる子どもた…