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【文芸同舞踊コンクール・特別企画】母たちはなぜ踊るのか/舞踊と子育て両立する舞踊手たち

現在、同胞社会における朝鮮舞踊の人口は約1700人(5月22日付・文芸同中央舞踊・任洙香部長のインタビューより)といわれており、世代も学齢前の児童から60代までと実に幅広い。8月3日から4日にかけて、…

〈本の紹介〉フォト・ドキュメンタリー 朝鮮に渡った「日本人妻」―60年の記憶/林典子著

不可視化された存在の証明 1960年4月8日、新潟港。祖国への憧れ、家族との離別、在日朝鮮人らの悲喜こもごもを満載した帰国船の一室で、皆川光子さんは娘の出発を泣きながら制止しようとした母のことを思って…

〈ものがたりの中の女性たち 26〉恋人が心変わりしても/妓生俳桃

あらすじ 明の時代、周檜(チュフェ)という青年がいた。父に付いて蜀州に行き、太学に通いながら18歳から数年科挙を受けたが失敗、ついには科挙を断念、商人になり江湖遊覧の途に就く。 故郷銭塘で舟遊びをした…

響かせよう、ウリハッキョの魅力/第40回朝大定期演奏会

12月20日、初の大阪開催 第40回朝鮮大学校定期演奏会in大阪「ウリハッキョたちの交声曲(カンタータ)」が、来る12月20日に大阪・東大阪市文化創造館で行われる。定期演奏会が大阪で行われるのは今回が…

〈学美の世界 10〉子どもたちの心が作品に宿る/曺昌輝

児童・生徒が作品に対して真摯に向き合うほどに作品に児童・生徒の心が宿る。それぞれの児童・生徒が持つ個性が作品に現れるのだ。われわれはそんな作品から感じるその心に惹かれているのではないだろうか。 学美の…

【投稿】大阪朝鮮吹奏楽団 第38回定期演奏会に参加して/金悠希

1974年に設立された大阪朝鮮吹奏楽団は今年で創団45年を迎えた。38回目となる定期演奏会は、団員一同、格別な思いを持って臨んだ。私は5回目となる演奏会への出演。演奏スキルだけでなく、若手メンバーとし…

漫画新人賞で準入選/朝大研究院生の鄭大河さん

朝鮮大学校研究院に所属する鄭大河さん(23)の作品「カラクリカラ」が「第97回ストーリー漫画部門手塚賞」で「準入選」した。 「手塚賞」は「週刊少年ジャンプ」や「ジャンプSQ」(スクエア)などの漫画雑誌…

〈若きアーティストたち 145〉新人漫画家/鄭大河さん

自分にしか描けない作品を/在日朝鮮人としての自分の「リアル」と向き合う 「とても雰囲気がある。演出も面白く、工夫されてていい」(「ONE PIECE」・尾田栄一郎さん)、「デザインと作品のテーマがきち…

〈RAM-HONG FLAG CAMPAIGN〉「祖国」表現する舞踊手として/金剛山歌劇団・李莉踊さん

今回、アンバサダーに就任した5人の中でこの日唯一、スポーツの分野以外から選ばれた李莉踊さん。金剛山歌劇団の舞踊手だ。愛知県出身で、愛知中高を卒業後、2017年に歌劇団へ入団。今年、入団3年目ながら、金…

〈学美の世界 9〉「生きる力」発信する子どもたち/金順玉

子どもにとって「学校」は「社会」であり、その場を手持ちの力で生きている。学生美術展で出会う作品からは、子どもたちの「生きる力」が伝わってくる。 画用紙の四角い「枠」の中で子どもたちは能動的であり、かつ…