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〈“歴史歪曲”の現場から〉群馬県高崎市・「記憶 反省 そして友好」の追悼碑

“歴史修正主義に対する徹底的な抵抗運動” 追悼碑をめぐる経過/全国初、県有地に建立 1995年3月に戦後50年を迎え結成された「戦後50年を問う群馬市民行動委員会」を母体にし、1998年9月に「朝鮮人…

〈朝鮮新報創刊70年・記者が語る歴史の現場 4〉「韓日会談」反対運動/殷宗基

暮らし(生活)と、それぞれの存在(尊厳ー誇り)を守る闘いの日々であった。朝鮮半島を追われ、さらには強制連行され日本での生活を数世代にわたりつないでいるのははらから(同胞)の明日をどう生きるかの切実な問…

〈本の紹介〉沖縄の70年―フォトストーリー/石川文洋著

“沖縄の歴史は、私にとっての歴史” 琉球と沖縄の先祖、そして今その地に生きる人々の怒りと共鳴し、「在日沖縄人」として書き綴ったと、著者は話す。1938年に沖縄に生まれ、幼い頃に本土に移住。過去に、ベト…

南京事件の史実を伝える/映画「ジョン・ラーベ」、5年がかりで公開

“最悪なのは無知ではなく、偽りを真理とすること” 各地で自主上映会 日本軍による南京事件(南京大虐殺)を題材にしたドイツ・フランス・中国の合作映画「ジョン・ラーベ~南京のシンドラー~」の自主上映会が各…

長野松本市で朝鮮戦争写真展/カラー63点展示、戦後70周年企画で

戦後70周年企画「カラーでみる朝鮮戦争! 戦火の記憶写真展」(主催:戦後70年を問う松本市民会議、日朝松本市民会議、松本地区労働組合会議、松本地区護憲連合)が8月25〜27日の3日間、松本市の県松本勤…

〈本の紹介〉歴史は墨でぬりつぶせない―アジアの歴史と女性の人権/中原道子著

戦争はまだ終わっていない 本書は、「慰安婦」問題を様々な角度から考え、被害女性たち一人ひとりが被った苦痛に目を向けようと努めた著者による講義・講演を一冊にまとめたもの。1993年8月4日に発表されたい…

〈歴史を背負って生きる 21〉闘いのバトン

振り返れば、在日朝鮮女性1、2世たちの日々は常に闘いと共にあった。解放直後の女性解放運動から様々な諸権利獲得運動、祖国統一めざす闘い、朝鮮学校を守る運動…。彼女たちの幼少から青春期は、日本の朝鮮支配・…

〈本の紹介〉消されたマッコリ。/伊地知紀子著

生きるための闘い、事件、悲劇 本書は、大阪を中心に日本で暮らす朝鮮人のマッコリづくりについて丹念に調べた掘り起こしの歴史書である。 著者は、「朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪」共同代表で大阪市立…

〈本の紹介〉たとえ明日世界が滅びるとしても/飯田進著

体験者の重い証言 「正義と人道という言葉は、容易に人間をたぶらかす言葉である。敵味方を問わず、正義と人道は戦争に人々を駆りたてる言葉であった」 第二次安倍政権発足後、集団的自衛権をはじめとする軍国化へ…

〈人・サラム・HUMAN〉一橋大学大学院博士課程2年/李英美さん

矛盾を強みに 「大村収容所の歴史は、抑圧と被抑圧という構図で断片的にしか語られていない。実際に収容者がどのような主体性をもっていたのか、収容所が日本社会でいかに機能していたのかを見なければ」。