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【新連載】事実がそこに~各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑~

植民地支配のもと、日本の公権力がはたらいた無数の蛮行は、加害当人こそ否定するが、歴史的資料や証言らがその事実を物語る。 新連載「事実がそこに~各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑~」では、強制連行や日本軍性奴…

関釜連絡船巡るフィールドワーク開催/下関の市民団体が主催

関釜連絡船と旧下関駅周辺を巡るフィールドワークが22日、山口県下関市の「海峡ゆめ広場」付近で行われ、15人が参加した。 主催団体の「日本とコリアを結ぶ会・下関」(通称ニッコリ会)は日本と朝鮮半島の和解…

〈歴史の「語り部」を探して〉大阪編

太平洋戦争末期、米軍は日本各地の都市部に空爆を仕掛けた。大阪では市内中心部の約21平方キロが焼け、府内で1万5千人の犠牲者を生んだ。計8回にわたる米軍の爆撃は、大阪の町を火の海にした。 当時、府内には…

〈歴史の「語り部」を探して〉隠したてられた朝鮮人犠牲者/大阪編

資料冊子「大阪空襲と朝鮮人そして強制連行」(2022年発刊)は、植民地時代の在阪朝鮮人の暮らしや、強制連行、強制労働の現場と実態について詳しく紹介している。さらに空襲を体験した在日同胞の証言もまとめら…

各国で進む少女像の設置計画/アルゼンチン、オランダでも

歴史否定に抵抗拡がる 日本軍性奴隷制被害者を追悼する平和の少女像の建立計画が各国で相次いでいる。日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)によると、新たに設置が確定したのは米東部ペンシルベニ…

朱鞠内強制労働の歴史に触れ/それぞれの感想

写真パネルや解説文、位牌、さらには当時の労働者が使用していた衣服や足袋など、豊富な資料が展示された「笹の墓標」巡回展。友人からの口コミで足を運んだという片山文恵さん(65)は「朱鞠内での朝鮮人強制労働…

“遺骨は命であり尊厳”/北海道で歴史掘り起こす、「笹の墓標」巡回展東京

5日から13日にかけて東京・築地本願寺で催された「笹の墓標」巡回展は、延べ1000人の来場者が訪れ話題を呼んだ。なかには「朱鞠内の強制連行の歴史を初めて知った」という人も少なくなかった。関係者は「歴史…

「伝える」拠点の再建に向け/「笹の墓標」巡回展、東京で開催

北海道雨竜(うりゅう)郡での朝鮮人強制労働の歴史を伝える「笹の墓標」巡回展が、東京都中央区の築地本願寺で5日~13日にかけて開かれた。笹の墓標展示館再生実行委員会が主催。期間中、約1000人が来場し賑…

歴史と自分、どう関連づけるか/「笹の墓標展示館」大阪巡回展

強制労働の史実を伝える「笹の墓標展示館」巡回展が各地で行われるなか、大阪巡回展(9月21日~25日)では会期中、犠牲者らの遺骨発掘活動に長年携わってきた殿平善彦さん(「笹の墓標展示館再生・和解と平和の…

強制労働の史実伝える「笹の墓標展示館」大阪巡回展/大阪中高生徒らの作品展示も

世代と思いを継ぎ、犠牲者と対話を 北海道を中心とした強制労働犠牲者たちの遺骨発掘および追悼と、歴史を発信・共有する拠点となっていた「笹の墓標展示館」。1995年、北海道雨竜郡にある旧光顕寺の本堂を改装…