短編小説「幸福」17/石潤基
2021年09月08日 07:43
僕は欣然として血を取ると、さっぱりした気持ちで手術に取り掛かった。実際、切開してみると、いま少し遅かったら危ないところだった。手術は4時間以上かかった。縫合を終えてしまうと、僕の脚もふらふらしてきた。…
〈民族教育と朝鮮舞踊 8〉大音楽舞踊叙事詩「5月の歌」
2021年09月08日 06:35
〈関東大震災98周年追悼式典〉語り継ぎが歴史修正への抵抗/東京・荒川河川敷
2021年09月07日 12:11
〈群馬追悼碑裁判〉不当判決受け最高裁へ上告受理申し立て、同日付で抗議声明も
2021年09月07日 07:00
“結論ありきの杜撰な判断” 群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」にある朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑をめぐり、県が設置期間の更新を不許可にしたのは違法だとして、碑を設置した市民団体が、処分の取り消しなどを求…
〈関東大震災98周年追悼式典〉歴史の事実を後代に/千葉・馬込霊園
2021年09月06日 15:53
関東大震災98周年朝鮮人犠牲者追悼式(主催=千葉県実行委員会、主管=総聯千葉・西部支部)が5日、船橋市営馬込霊園内の関東大震災犠牲同胞慰霊碑前で行われ、総聯千葉県本部の呉泳哲委員長をはじめとする同胞と…
〈関東大震災98周年追悼式典〉慰霊碑として再建後、初の供養祭/千葉県成田市
2021年09月06日 10:22
関東大震災時の流言飛語などによって虐殺された2人の朝鮮人犠牲者の供養祭が4日、千葉県成田市の猿山共同墓地の一角で行われた。地元の市民や同胞など約30人が参加した。初開催となった同供養祭は、発起人の下総…
短編小説「幸福」16/石潤基
2021年09月06日 07:51
本当に僕は、狭く偏っていた自分を心から恥じたが、それにもまして、僕の周囲にそんな崇高な人間を見つけ出したことが、限りなくうれしかった。 その夜、僕が遅くまで寝つかれずに、転々としているところへ、急患を…
〈ウリマルの泉(우리 말의 샘) 16〉通信研究院に通う(통신연구원을 다니다)
2021年09月05日 08:06
1978年7月のある日、副学長から呼び出しがあった。行ってみると他にも呼ばれた教員がいた。副学長は私たちに「今年度から朝鮮大学校の教員の資質向上のために、金日成綜合大学に通信研究院 (現・通信博士院)…
短編小説「幸福」15/石潤基
2021年09月04日 07:50
ところで玉珠さんは戦線で看護婦としての勤務中に、勝載くんを知ったそうです。彼女はその時からすでに、他の同僚とは問題を見る観点が違っていたのです。わが党のこの誇るべき党員である彼女は、自分の革命的な戦友…
多様なテーマで朝・日関係を考察/写真展「平壌の人びと」トークイベント
2021年09月03日 13:27
フォトジャーナリスト・伊藤孝司さん(69)の写真展「平壌の人びと」(8月24~9月5日、東京都台東区「Gallery TEN」)と関連して28、29の両日、トークイベントが水道橋のスペースたんぽぽで開…