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〈特集〉歪む社会の目、誰が正すのか

アジア諸国に対する日本の侵略歴史の否定と美化の動きが強まっている。これにより朝鮮半島や在日朝鮮人に対する差別と偏見が多く生まれ、同胞の生活と権利が脅かされ続けている。 一方で2016年のヘイトスピーチ…

〈今月の映画紹介〉失われた時の中で/坂田雅子監督

戦争の傷跡と向き合う 「今月の映画紹介」では、上映中または近日公開予定の注目映画を、月に1度、紹介します。 本作は、夫の急逝をきっかけにベトナムの各地を回った女性が、戦争の被害に苦しむ人びとの暮らしと…

4.3事件の解決に向けて/74周年に際し講演とコンサート【動画】

済州島4.3抗争74周年追悼講演とコンサートの集い(主催=済州島四・三事件を考える会・東京)が20日、東京・日暮里サニーホールで行われた。同胞、日本市民ら約300人が参加した。また、済州4・3犠牲者遺…

新羅、伽?から日本へ渡った文化/朝鮮問題研究センターの連続講座

朝鮮大学校朝鮮問題研究センターが主催する連続講座「古代の朝鮮と日本」シーズン1第3回目講演が18日、同校講堂で行われた。同胞や日本市民197人が参加。講師を務めた九州大学名誉教授の西谷正さんは、新羅と…

【全文】〈抗議文〉「法の番人」としての役割を放棄した最高裁/「記憶 反省 そして友好」の追悼碑を守る会、「追悼碑裁判」を支える会

6月15日、最高裁判所は「記憶 反省 そして友好」の追悼碑を守る会が東京高裁の判決を不服とした上告を棄却した。 法の番人と言われる最高裁、憲法判断をするところと言われている最高裁。しかし、今回、上告の…

【全文】群馬の森追悼碑訴訟最高裁決定に対する抗議声明/群馬の森追悼碑訴訟弁護団

2022年6月15日、最高裁第二小法廷(岡村和美裁判長、菅野博文、三浦守、草野耕一)は、「記憶 反省 そして友好」の追悼碑を守る会(以下、「守る会」という。)が群馬県を被告として訴訟提起した「記憶 反…

〈本の紹介〉ミョンヘ/キム・ソヨン著、梁玉順・吉仲貴美子訳

植民地期の複合差別を少女目線で 「この国に生まれたら、女だって男だってみんな朝鮮人じゃないの」。日帝による朝鮮植民地期の1910年代。両班家の娘、14歳のミョンヘは早期結婚の因習に抗い、新学問への夢を…

〈本の紹介〉ウトロ ここで生き、ここで死ぬ/中村一成著

「逸脱」から考える100年史 在日同胞の多くが住んでいた、あるいは目にしていたであろう、「朝鮮人部落」と呼ばれる同胞集住地。そのなかでも「最貧集落」と揶揄され、2000年代までその形を残してきたウトロ…