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海底に沈む被害者たちの怨恨/「浮島丸」爆沈事件、遺族の声

19日、「浮島丸」爆沈事件の真相究明と追悼行事などを行ってきた東京、京都、青森の市民団体は、犠牲者の遺骨返還を求めるため厚労省への要請活動を行ない、遺族の思いをより多くの人々に知らせようと記者会見を開…

【読者プレゼント】キツネ潰し

エドワード・ブルック=ヒッチング著、片山美佳子訳 本書は、かつて多くの貴族が熱狂したスポーツについて紹介したもの。 例えば、キツネなどの生きた動物を縄で空中高く弾き飛ばす「キツネ潰し」。現代では想像し…

碑の存続にかける人々の思い/群馬朝鮮人追悼碑、撤去反対の現場で

「共有財産」に泥塗る行政の無能さ 昨今、深刻化を増すヘイトの風潮は、政府見解により「従軍慰安婦」「強制連行」の教科書記述を変更させるなど、国による率先した政策と、地方行政や司法といった公権力の「共犯的…

新しい出発として/文芸同東京「第1回民族芸術へのいざない―絆」

「第1回民族芸術へのいざない―絆」(主催=文芸同東京舞踊部、協力=文芸同東京常任委員会)が2日、北とぴあ(東京都北区)で上演された。これを約600人が観覧した。 民族情緒あふれる、朝鮮舞踊、映像作品、…

〈事実がそこに~各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑~〉太平洋戦争強制労働犠牲者慰霊碑

【所在地】 北海道釧路市紫雲台墓地内 【建立日】 1973年8月9日 【建立者】 釧路市民議会 正面に「太平洋戦争強制労働犠牲者慰霊碑」と刻まれ、附属碑(写真右)に釧路市民議会の津田力三会長の言葉が書…

〈今月の映画紹介〉ある男/石川慶監督

画面に映し出されるのは喫茶店に飾られた1枚の絵画。鏡を眺める男の後ろ姿が描かれているが、鏡の中の男も背中を向けている奇妙な絵だ。2人の男が連なっている風にも見える。まさに映画のテーマを象徴するようだ。…

【読者プレゼント】世界のサッカー民

金井真紀著 「世界に散らばるサッカー民のはなしをじっくりと聞けば、それぞれの国のいまと、社会のいまもじんわりと見えてくる」(本書より)。本書は、文筆家でイラストレーターの著者による聞き書き。 日系ブラ…

〈今月の映画紹介〉愛国の告白─沈黙を破るPart2─/土井敏邦監督

「加害者」としての責任 「今月の映画紹介」では、上映中または近日公開予定の注目映画を、月に1度、紹介します。 第一次世界大戦時のイギリスの中東政策が発端となり、1948年、パレスチナの地にユダヤ人国家…