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〈人物で見る朝鮮科学史 6〉古朝鮮から高句麗へ(下)

ギリシャ神話に、人間に火を与えゼウスに罰せられるプロメテウスの話がある。東洋の慈悲深い神様に対して、西洋の神様はどうも血なまぐさい気がしてならないのだが、それはさておき、この神話は火がいかに貴重なもの…

〈開城・世界遺産登録へ-その歴史遺跡を訪ねて 2〉開城城、都全体を防衛 敵を撃退

平壌が手本 壮大な羅城 開城の歴史遺産と言えば、すぐ思い出されるのは開城城の羅城である。開城を訪れて初めて羅城を見たときの感動は強烈である。名峰・松岳山に向かって山陵や丘陵上に連なる壮大な羅城の城壁の…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 7〉女性校長・李貞淑

李貞淑は、純獻皇貴妃・嚴氏(英親王、李垠の母)のあと押しで明新女学校(後に淑明女学校)を創立し、開化期最初の女性校長として活躍した女性である。 名門両班出身 1858年、名門全州李氏、定宗大王の庶子、…

〈人物で見る朝鮮科学史 5〉古朝鮮から高句麗へ(上)

中国古代の知識人は、東方に住む異民族を「東夷」と呼んだ。夷という漢字は、「大きい弓」という意味であり、その民族は強力な軍事力を持っていたことが窺える。他方、「くろがね」を意味する「銕」にも、夷という字…

〈徐千夏先生の保健だより 3月〉薬をよく知ろう

世界中の医師が心得ている医学常識中の常識、風邪を治す治療方法はまったくありません。要するに風邪に効く薬はないということです。 「あれ? 私は飲んでよくなったわ」と思っている方! それは風邪症状が穏やか…

〈朝鮮と日本の詩人 5〉高村光太郎

峯から峯へボウが響いて 大穴の飯場はもう空だ。 山と山とが迫れば谷になる。 谷のつきあたりはいつでも厖大な分水嶺の容積だ。 トンネルはまだ開かない。 二千人の朝鮮人は何処にいる。 土合、湯桧曽のかまぼ…

〈人物で見る朝鮮科学史 4〉檀君とその時代(下)

一言で科学技術といっても、もともと科学と技術は別個のものである。科学は活動面から見れば新しい知識の探求であり、技術は労働手段として発生し後にその手段を創造する手段自体も技術となった。人間は技術によって…

〈朝鮮と日本の詩人 4〉室生犀星

白い高麗の香合が一つと その他には何も置いてない いまは立春に近いときで のどかな光は障子のそとに流れている その障子の外に 金網の長い鳥籠がかかり 閑寂な小鳥が止まり木をたたいている