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〈朝鮮と日本の詩人 46〉佐野嶽夫

「朝鮮の兄弟」への強烈な連帯 佐野嶽夫は本名を太作といい「棕梠の木」「航海」「太陽へ送る手紙」などの詩集で知られる詩人である。静岡県の富士山麓に生まれ、東洋大学を中退した。一時小学校教員となったが、プ…

〈朝鮮服飾ものがたり 46〉トグレ

軍人たちが着た軍服。 それぞれ色を変えて、所属を表した。 「ホウィ(號衣)」ともいう。 (出展「李朝服飾図鑑」=朝鮮文学芸術総同盟出版社、1962年版より) 【「朝鮮服飾ものがたり」記事一覧はこちら】

〈みんなの健康Q&A〉アスペルガー症候群-特徴と対処法

コミュニケーションや想像力の障がい Q:アスペルガー症候群について教えてください。 A:私の勤めるクリニックは主に大人を対象とした心療内科・精神科のクリニックですが、患者さんの中にはアスペルガー症候群…

〈人物で見る朝鮮科学史 44〉世宗とその時代(3)

不敬罪に問われた「最高の技術者」 東洋では水時計を「漏刻」と呼んでいたが、その原理は「播水壺」を高い所に置き、そこから水が一定の量と速さで流れ落ちるように工夫し、「受水壺」に溜まった量で時を計るという…

〈朝鮮服飾ものがたり 45〉カボッ

戦いのとき、敵の矢や槍、刀を防ぐために着た。 真鍮、鉄、革、布などで、魚のうろこのように作った。 (出展「李朝服飾図鑑」=朝鮮文学芸術総同盟出版社、1962年版より) 【「朝鮮服飾ものがたり」記事一覧…

〈朝鮮史から民族を考える 6〉近現代日本の対外関係の基底(下)

日本政府の変わらぬ朝鮮認識 「敗戦前」 現在、日本の対外関係について、戦前は対中国関係、戦後は対米国関係が基本であると見る理解が一般的である。 しかし、そのような見方は皮相的な理解であると思う。日本の…

〈朝鮮と日本の詩人 45〉後藤郁子

内に秘めた反抗の精神 朝鮮よ 何が何を 何を何に代えようとするのか 知って居るのか  

〈朝鮮史から民族を考える 5〉近現代日本の対外関係の基底(上)

先の戦争をどう見るか 「太平洋戦争」 日本の近現代史は第2次世界大戦の敗戦を境に、いわゆる「戦前」と「戦後」に分けることができる。そこでは、先の戦争の起点をどこに見るかということが日本近現代史の把握に…