
〈朝鮮と日本の詩人 61〉信夫澄子
2008年07月14日 00:00
君ら一筋に自由な祖国へ 祖国朝鮮へ帰る その姿 〈見送りにきました〉 知る顔なけれど きみらの親を仲間を虐殺した この国に 別れを惜しむことがあろうか 平壤駅の柵ひえびえと ありし日の 日本軍隊の威嚇…

〈朝鮮と日本の詩人 60〉上林猷夫
2008年07月07日 00:00
強くこみ上げてくるもの 私は百貨店の廂の下でバスを待っていた。 省線に跨る陸橋の仮橋。 蒸気ハンマアの地響きが絶えず甲高く落ちてくる。 板囲いに沿ってひっきりなしに人が続いて出たり行ったりごった返して…

〈朝鮮史から民族を考える 21〉植民地期の朝鮮人史学者たち(上)
2008年07月04日 00:00
「民族史学」の創始者、申采浩 朝鮮人不在の近代朝鮮史学史 従来、長年にわたって、朝鮮近代歴史学の成立は、植民地期の日本人研究者によってなされたと考えられてきた。いわば、朝鮮人不在の近代朝鮮史学の形成と…

〈人物で見る朝鮮科学史 62〉中世末期の科学文化(1)
2008年07月04日 00:00
任元濬、天然痘の知識を整理 朝鮮王朝時代は壬辰倭乱を境に前期と後期に分けられる。前期の科学文化は世宗時代があまりにも華々しいので、その後の発展がかすんで見える。しかし、科学が蓄積されて伝承される知識で…

〈関東大震災下の朝鮮人虐殺問題 5〉内務省の組織的伝播で自警団発生
2008年07月02日 15:33
(3)流言の伝達 大震災の朝鮮人虐殺事件でまず問題になるのは、大虐殺の直接の契機となった「朝鮮人暴動」流言は誰の発想になり、誰が発布し、どう伝達されたのか、ということである。 ■

〈みんなの健康Q&A〉C型慢性肝炎(上):症状と治療
2008年07月02日 00:00
HCV感染 30~35年で発ガンの危険 C型肝炎ウイルス感染者は日本国内で200万人とされ、その多くが慢性肝炎患者であることから、C型肝炎は日本の「国民病」とされている。 一方、朝鮮や日本を含む東アジ…

〈朝鮮服飾ものがたり 72〉緞衣
2008年07月02日 00:00
舞台服飾のひとつで、冬季の上着である。 緑色のシルクまたは、黒くて薄いシルクで作った。中には白草、藍草を着た。 袖口には5色の汗衫をつけ、帯を前から後ろに巻いた。 赤いシルクのチマをつけ、頭には蛤笠を…

〈人物で見る朝鮮科学史 61〉ハングルと死六臣(4)
2008年06月27日 00:00
一流の学者で権力者、申叔舟 死六臣は、日本でいえば赤穂浪士の討ち入りのような話として小説やドラマにもなっているが、とくにリム・ジョンサン「삭풍 (北風)」(文学芸術総合出版社)は作者が歴史学者という異…

