
〈人物で見る朝鮮科学史 71〉実学の時代(2)
2008年11月28日 00:00
西洋近代科学技術の伝来 実学形成の重要な要因の一つは西洋近代科学技術の伝来である。朝鮮に西洋に関する情報が本格的に伝え始められたのは朝鮮後期になってからのことで、17世紀初、実学の先駆者といわれる李 …

〈遺骨は叫ぶ 20〉北海道・計根別飛行場
2008年11月17日 00:00
「滑走路の下に、朝鮮人の死体埋めた」 根室海峡を隔てて国後島が見える、北海道の北の果てとも言える野付郡別海町の牧場の中に、コンクリートで造られた掩体壕(飛行機を隠す所)がある。その上に上がると、緑の牧…

〈朝鮮と日本の詩人 72〉小林園夫
2008年11月17日 00:00
故郷を追われた朝鮮人よ 打ちこむシャベル 掘りおこされる土 土をのみこむトロッコ 歯を喰いしばって土を掘る 流れる汗 焦りつける太陽 渇く咽喉 軋む鞭 光る眼 遠くで兵士の演習の銃 故郷を追われた朝鮮…

〈民族楽器のルーツをたどる・ウリナラの楽器 7〉チョッテ
2008年11月14日 00:00
「萬波息笛」と呼ばれた国宝、柔らかく優雅な音色 我が国で改良されたチョッテ(煽企、腺企)には、高音チョッテ、中音チョッテ、そして低音のチョッテの三種類がある。 大きさは異なるが構造は同じだ。 チョッテ…

〈朝鮮史から民族を考える 28〉歴史教科書問題(下)
2008年11月10日 00:00
統一時代、共通の歴史認識を 東アジア共通の歴史教材 現在、日・「韓」、あるいは日・「韓」・中のいくつかの民間グループでは、日本の歴史教科書記述の誤りを正していくとともに、自国史中心的な歴史観を脱し東ア…

〈人物で見る朝鮮科学史 70〉実学の時代(1)
2008年11月07日 00:00
西洋知識の導入図った金堉など 朝鮮王朝時代の科学技術を鳥瞰した時、二つの大きな山がある。一つは前期の世宗時代の科学技術であり、もう一つは後期の「実学」である。 壬辰・丁酉倭乱とその後の清国の侵攻などに…

〈朝鮮史から民族を考える 27〉歴史教科書問題(上)
2008年11月07日 00:00
略奪戦争と冷戦政策の連続性 国家にとっての歴史教育の役割 なぜ、歴史教科書の記述内容が国家間での激しい政治的対立の焦点になるのか? その根本的な理由はといえばほかでもない、私たちがそのなかで生きている…

〈みんなの健康Q&A〉不眠と睡眠不足(下):改善方法
2008年11月05日 00:00
あせらず、のんびり構えて Q:不眠と睡眠不足を改善するにあたって、知っておかなければならないことはどんなことですか。 A:睡眠習慣は一生のうちにどんどん変化していくもので、またその変化には大きな個人差…