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〈日朝和解への道 -中-〉人のためにやれることを / 写真家・しまくらまさしさん

戦争は人を狂気に駆り立てる 写真家のしまくらまさしさんが8月4日~19日まで、茨城・古河市にあるギャラリーで写真展「足尾にて~かつ消え、かつ結びて~」を開催した。しまくらさんは足尾銅山閉山後の79年頃…

〈私たちのうた〉りんご / 尹東柱

まっかな りんご ひとつを 父さん、母さん 姉さん、ぼく 四人で 皮ごと しんまで ぜぇんぶ わけて 食べました  *     *     * ユン・ドンジュ(1917~1945) 北間島で出生。19…

〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 43〉同知中樞府事を告発した奴婢-景伊

当代きっての権力者を横領で訴える 妓生から奴婢に 景伊(キョンイ)は元々、南怡(ナム・イ、1441~1468)の妾妓であり、妓名は卓文児(タク・ムナ)、舞踊の名手でとても美しかったという。 彼女を愛し…

犠牲のシステム 福島・沖縄 高橋哲哉著

地方押しつけの構造的差別 タイトルにもある「福島」と「沖縄」。この二つの言葉から連想される言葉といえば「差別」ではないだろうか。 昨年3月11日の東日本大震災によって起きた福島の原子力発電所の爆発事故…

オンマとオリニのウリマル教室18「한여름~真夏~」

매미 우는 소리 듣고있으면 한여름더위가 가셔지는듯 해. メーミ ウーヌン ソリ トゥッコイスミョン ハンヨルムトウィガ カショジヌンドゥッ ヘ. せみの鳴き声を聞くと、真夏の暑さが和らぐ気がする…

〈朝鮮民族の美 33〉歌う人(新羅土偶・5世紀)

この人物は歌っているのであろうか、それとも泣いているのであろうか。ひざまずき、手を前に組んで、やや首を傾け口を大きく開けて発声している。

〈朝鮮仏教と私たち 36〉高麗・普愚(上)

 教団の戒律を整備、仏教界の改革 高麗仏教の流れは光宗(クァンジョン)の命を受け中国に渡り天台宗を起こした諦観(チエグアン)法師に始まり大覚国師・義天(ウイチョン)、普(ポ)照(ジョ)国師(ククサ)・…

〈朝鮮仏教と私たち 37〉高麗・普愚(下)

仏教界改革に尽力 普愚(1301-1382)は13歳で出家し松都・栴檀(せんだん)園(えん)で「無字」を研究しながら大悟した。1345年元に渡り燕京の大観寺に逗留しながら湖州・霞霧山の石屋(ソゴク)清…