公式アカウント

〈コロナ禍を生きる 3〉芸術文化活動/模索と挑戦の日々

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症は、同胞たちの生活にも大きな影響を及ぼしている。連載「コロナ禍を生きる」(月2回連載予定)では、未曽有の状況に直面しながらも奮闘する同胞たちを業種別に紹介し…

関東大震災時の「強かん」流言/ジェンダーの視点で朝鮮人虐殺を検討

関東大震災(1923年9月1日)時の朝鮮人大虐殺では、朝鮮人が「放火・投薬・暴動・略奪」など「犯罪」行為を行ったとする流言だけでなく、「朝鮮人男性が日本人女性を強かんした」という虚偽情報もまた、虐殺の…

犠牲となった朝鮮人労働者を追悼/長野市で松代大本営追悼碑建立25周年記念の集い

歴史歪曲を止め、加害史の直視を 松代大本営追悼碑建立25周年記念の集い(主催=「松代大本営追悼碑を守る会」・以下「守る会」)が10日、長野市内で執り行われた。 戦後50年となる1995年8月10日、「…

〈本の紹介〉ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー/ブレイディみかこ著

誰かの靴を履いてみること 「『老人はすべてを信じる。中年はすべてを疑う。青年はすべてを知っている』と言ったのはオスカー・ワイルドだが、これに付け加えるなら、『子どもはすべてにぶち当たる』になるだろうか…

〈群馬追悼碑裁判〉9月に弁論再開、コロナの影響で今年に入り初/「守る会」総会が開かれる【1報】

2014年11月、県立公園「群馬の森」(群馬県高崎市)にある朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑をめぐって、設置期間の更新を不許可とした県を相手取り、碑を設置した「記憶・反省そして友好」の追悼碑を守る会(以下、…

〈ものがたりの中の女性たち 36〉「私を見て! 私を見て!!」/少女某

あらすじ 申砬は朝鮮王朝時代の武将である。ある日、狩りのさなか山で道に迷う。明かりを頼りにたどり着いた崖の際に建つ大きな屋敷には、少女が一人で住んでいる。事情を聞くと、夜な夜な怪異が起こり家族も使用人…

〈ウリマルの泉(우리 말의 샘) 4〉日本の学校と朝鮮人長屋(일본학교와 우리 동네)

1953年3月に東九条の朝鮮人部落から京都市右京区太秦藤ノ森町の朝鮮人長屋に引っ越した。長屋には8軒の家があったので8軒長屋と呼ばれていた。 私は、1年間通っていたウリ学校が遠いということで、広隆寺が…

〈学美の世界 20〉作品を物語として読み解く/金誠民

キツネは王子さまにこう言った。 「とても簡単なことだ。ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない」(サン=テグジュペリ、「星の王子さま」より) それは学生美術展で…