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〈ウリハッキョサポーターの課外授業・朝鮮近現代史編 5〉日本の朝鮮植民地化策動に抗するたたかい(1)

独立協会と大韓帝国 王后閔氏殺害 1895年4月17日に下関条約が調印され、日清戦争は終結します。朝鮮の「独立」が確認され、清国と朝鮮の宗属関係が廃棄されました。また、日本は遼東半島・台湾・澎湖列島を…

〈本の紹介〉私の名前はチャンホンスン―全力を尽くしてきた人生/張弘順

娘から自分史を残すように言われ筆を取った筆者・張弘順さん。在日朝鮮人2世として生きてきた人生を、「いつの時も真剣に考え、全力を尽くしてきた」と振り返る。話題は子育てや教員生活、祖国・民族、朝・日友好、…

裾野を広げ、100回展目指す/第58回「日・朝友好展」

神奈川で2年ぶりに開催 第58回「日・朝友好展」が6月22日から27日にかけて神奈川県の横浜市民ギャラリーで開催されている。 1960年に神奈川県川崎市で初めて開催された同展示会は、朝鮮と日本両国の友…

短編小説「道づれ」10/キム・ビョンフン

水を4回ばかり替えたことからおして、あれから七つか八つ目の駅をすぎたころのことである。思わぬことが持ち上がった。 水を替えてやるべき次の駅に間もなく着くというのに、彼女は何度も缶から温度計を引っ張りだ…

短編小説「道づれ」9/キム・ビョンフン

「何か、また変わったことでも起きたかね?……またポンプを押そうか?……」 「いいえ、水を替えなければならないんです、おじさん……」 彼女は振り向きもせずそう言うと、胸のポケットから青い表紙の手帳をとり…

〈学美の世界 30〉「余計なこと」を教えず自立を促する/玄明淑

大人が統制しやすい画一化された「地図型知性」ではなく、不確実なこの時代を生きる子どもたちが自分の力で、あるいは友たちの力を借りながら、「ヘッドライト型知性」で生き抜くための教育が求められている。それは…

〈ウリハッキョサポーターの課外授業・朝鮮近現代史編 4〉近代初期の反侵略、反封建闘争(4)

日清戦争と朝鮮―甲午農民戦争と甲午改革 農村の疲弊と東学の浸透 1885年4月の天津条約により、日清両軍が朝鮮から撤退した状況のもとで、朝鮮政府は欧米諸国への公使派遣、永世中立国化の提起、ロシアへの接…

短編小説「道づれ」8/キム・ビョンフン

「おじさん、……どうしてソンビは死ななければならないの?……あんなやさしくて美しいソンビが、どうして……なんのために……踏みにじられて、最後には、この世で、幸福のひとかけらも味わえずに、血を吐いて死ん…