未だ残存する植民地主義/朝鮮大学校学生がフィールドワーク
2025年06月11日 09:00 歴史日立鉱山と茨城初中高で

茨城県朝鮮人納骨塔を訪れ、犠牲者を追悼した
朝鮮大学校の強制連行真相究明サークルが主催する「日立鉱山フィールドワーク」が8日、茨城県内で行われた。ここに同大の学生22人が参加した。
強制連行真相究明サークルは、先代たちが受けた被害の実態を詳しく知り、現代においても在日朝鮮人の尊厳が踏みにじられている原因を考えるべく2000年代初頭に発足。現在33人の学生が所属している。これまで強制連行者・被害者名簿の整理、フィールドワーク、各種学習会、講演会などを企画。フィールドワークでは主に強制連行の現場や関東大震災朝鮮人虐殺の現場を訪れている。今回、サークルとしては11年ぶりに日立鉱山を訪れることになった。