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〈春・夏・秋・冬〉10年の月日と「今」

東日本大震災発生から同胞社会もまた10年の月日が流れた ▼震災から半年、真っ黒に日焼けした友人の姿を今でも思い出す。デスクワーカーの彼が日に焼けていたのは、週末に福島初中に通っていたためだった。子ども…

〈春・夏・秋・冬〉原発事故と東京五輪

東日本大震災から10年、関連番組を見て改めて思ったのは、福島第一原発事故の影響の深刻さだ。これまでの震災との決定的な違いは原発事故が起こったことで、激震や津波の被害は復旧できても、原発事故の被害は今後…

〈春・夏・秋・冬〉「転禍為福」の証言

「3.11」から10年、本紙にも被災地を取材した記者たちの現地報告が掲載された。震災と津波の被害を克服し絆を深めた総聯の活動家、同胞たちの証言に接し「転禍為福」の言葉を噛みしめた。

〈春・夏・秋・冬〉名前とアイデンティティ

数年前、大病を患ってリハビリをしていた時、理学療法士の女性が次のように話していた。「結婚し姓を夫のものに変えなければならなかったことが嫌で悲しかった」。この言葉を思い出したのは、日本社会で選択的夫婦別…

〈春・夏・秋・冬〉「臨月の慰安婦」

3.1独立運動から102年を迎えた1日、朝鮮中央テレビは1編のドキュメンタリー番組を放映した。1944年9月、中国雲南省拉孟で撮影された「臨月の慰安婦」。この有名な写真の被害者を探し出す過程を伝えてい…

〈春・夏・秋・冬〉新義州化石発見の裏話

金日成綜合大学地質学部の古生物学研究集団は雪や雨の日も猛暑の日も平安北道新義州市白土洞で発掘作業に励んでいた。このような光景を見て住民らは「息子が中学校時代にここで自然観察活動の一環で持ち帰ってきたも…

〈春・夏・秋・冬〉東日本大震災から10年

もうすぐ東日本大震災から10年が経つ。当時、事務所で編集会議の最中に突然、揺れが襲ってきた。今までで体験した中でもっとも大きな地震で、関東が震源だと思っていたが、東北が震源だと知り驚いた。その後の津波…

〈春・夏・秋・冬〉民族教育がおくる学芸会は

流暢な朝鮮語であいさつする初級部1年生たち。会場は大きな拍手で包まれる。コロナ禍とあり万全を期しながら、各地の朝鮮学校で学芸会が今年も無事に開催されている

〈春・夏・秋・冬〉光明星節のアンコール

金正日総書記は生前、政治と音楽を結合させた「音楽政治」の新境地を拓いた。金日成主席への賛歌を創作普及することで一心団結の礎を築き、苦難の行軍と呼ばれた時代に人民軍合唱団の歌声で人々を鼓舞した。金正恩総…

〈春・夏・秋・冬〉入管法改定案

現在、日本の国会で入管法の改定について審議されている。2月19日には入管法改定案が閣議決定された。入管法は在日朝鮮人にも関係が深い法律だ。入管法改定案について、内容が明らかになるにつれ、関連団体からそ…