公式アカウント

「私はチョソンサラムです」

南朝鮮の金哲民監督のドキュメンタリー映画「私はチョソンサラム(朝鮮人)です」(2020年、94分)の上映会が現在、日本各地で行われている。先日、ようやく見る機会があった。いろいろと考えさせられることが…

元大統領か虐殺者か

「え、なぜね。謝りもせんと逝きよって」。1989年、昭和天皇裕仁が死去した際、裴奉奇さんがこぼした言葉だ。沖縄で日本軍の性奴隷を強いられた裴さんは生前、「ウォンスルルカパダルラ」(敵を討ってくれ)と繰…

絵の中の朝鮮少女

空を見上げ、感激する少女たちの何とも言えない表情が印象的だ。背景には建設中の住宅群が描かれている。平壌で開催された国家美術展覧会(10月7―31日)に展示された宝石画「また高くなった」だ ▼朝鮮メディ…

職場での差別と裁判

不動産会社「フジ住宅」(大阪府岸和田市)がヘイトスピーチを含む文書を職場で繰り返し配布したことで精神的苦痛を受けたとして、勤める在日同胞女性が同社と会長に計3300万円の賠償を求めた訴訟の控訴審判決が…

「出張スマホ教室」

新型コロナウイルスの影響で生活様式が変わった。同胞たちのなかでも、特に心を痛めていたのは祖父母世代かも知れない

李誠雅選手に続け

生野初級の優勝で幕を閉じたコマチュック大会。筆者には心の中で特別なエールを送る存在がある。ひたむきにボールを追いかける「未来の李誠雅(第33回大会、中大阪初級の主将)」たちだ

電車内の犯行と崩壊する社会

京王線の電車内で起きた乗客刺傷事件(10月31日)は社会に大きな波紋を広げた。走る電車内でのこのような事件はこれまで何度も起きている。8月6日に小田急線電車内で刺傷事件が、2018年6月に新幹線内で殺…

民心に逆行する候補

来年3月に行われる南朝鮮の第20代大統領選挙の候補者が確定し、選挙戦が本格スタートした。事実上の一騎打ちとなる与党候補の李在明・京畿道前知事と最大野党候補の尹錫悦前検察総長の政策や発言が連日メディアを…

羅先市発展の陰に

15年8月に深刻な水害に見舞われた咸鏡北道羅先市に軍が投入され、早期に復旧した。その偉勲についてはしばしば報道されたが、その活動を陰で支えた現地の集団がいる ▼「羅先市送配電部」。労働新聞3日付が紹介…

朝高生の大学入試問題

毎日新聞が大学入試問題と関連し5日、「朝鮮学校生の資格審査見直しを」という記事を掲載した。朝鮮学校の生徒には出願前に個別の「入学資格審査」が課せられていること、一部の大学で推薦入試による朝鮮学校の生徒…