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平和を求める人たち

朝鮮戦争当時、父親を米兵に生き埋めにされた70代の女性は、拳を握りしめ、震える声で記者に訴えた。「私に銃をくれたら今すぐ仇を討つ」。それまで落ち着いて言葉を丁寧に選ぶようにして話していた女性が、その瞬…

朝鮮の電子決済カード

「現金は受け付けていません」。本紙平壌支局の通信費を支払おうと、逓信機関の窓口を訪れたときのこと。現金ではなくカードで決済しろというのだ。

市長の暴言

大阪市長の暴言が波紋を広げている。被害者たちの訴えを省みず、戦争という状況では「慰安婦制度は必要だった」と公然と述べた。歪んだ歴史観と人権意識の欠如。このレベルの人物が自治体の首長、政党代表を務めてい…

平壌駐在記者の食生活

平壌駐在が数カ月に及ぶと、ホテルの食事に飽きてくる。そんな食生活を支えてくれるのが周りの人の差し入れだ。定番はやはりキムチ。白菜や大根のキムチがメジャーだが、他にもいろんな種類がある。家庭や店によって…

真の挑発者

ワシントンでオバマ-朴槿恵会談が開かれる直前、西側メディアは「ムスダン」撤収のニュースを伝えた。匿名の米政府関係者が朝鮮の東海岸にあった中距離弾道ミサイルが「発射台から格納庫に移動された」と語ったとい…

訪朝団の感想

多くの在日同胞、外国人でにぎわった金日成主席生誕の太陽節から2週間あまり。またも平壌にはゴールデンウィークを利用して同胞たちや日本人観光客が押し寄せた。

朝鮮の民心

金日成主席と金正日総書記の業績を称える錦繍山太陽宮殿の広場が公園として生まれ変わった。宮殿や噴水、花壇や木々を背に記念撮影する人々の話を聞いて、金正恩第1書記が再三強調する「民心」について考えた

65年前の事件

今から65年前の1948年4月、朝鮮民族にとっては忘れられない数々の「事件」が起きた。同胞社会では65周年に際する大小の行事が相次いで行われている

怒りを力に変え

朝鮮の4月のカレンダーでは、太陽節(15日)のほか、5日の清明節、25日の軍創建記念日が祝日表記されている。さらに、指導者たちを党や国防委の最高位に推戴した記念日が列挙されており、それらが9日から15…

米大統領の「予測」

先日、オバマ大統領が米NBCテレビとのインタビューで「北朝鮮は挑発的な言動をさらに数週間続けるだろう」と語った。裏を返せば、数週間後の局面転換を示唆する発言だ。 ▼その時点で国務長官のアジア歴訪のニュ…