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〈くらしの周辺〉「韓流」≠共生社会/李東一

最近、映画やテレビ、女性週刊誌などで「韓流」が現象化している。 さらに「韓流」は共生社会実現の証拠だ、との早とちりな意見が受けられるほどだ。 振り返るとキョンシー等の「中国ブーム」があったし、「アムロ…

〈くらしの周辺〉コリアン文化/朴英二

「宅急便でーす」 家に届いたダンボール箱の中にはビデオテープがどっさり。ラベルには「韓国ドラマ1~20話」と書かれている。アボジがプロ野球中継を見終わると、オモニと妹はハンカチを片手に2、3時間はテレ…

〈くらしの周辺〉変わらないウリパンチャン/朴英二

ナムル、トルキム、キムチが大好きな子どもはうちの息子だけではないと思う。 もうすぐ2歳になるわが息子は、食卓に並ぶウリパンチャンをいつも欲しがる。 ナムル、トルキムは食べさせても、キムチは辛すぎてあげ…

〈くらしの周辺〉セセデの創造者/朴英二

ブラックライトとストロボの光.そして体に響くBASSの音。 どこかの若者が集まるクラブのイメージをそっくりそのまま支部のスペースで再現しようと、神奈川県のとある朝青支部事務所で興味深い企画が催された。…

〈くらしの周辺〉人類の偉大な発明/文時弘

人間は区切る動物である。とは誰か偉人の言葉ではなく、一凡人のわたしの言葉。 というのも、人間、区切る能力がなければ、ケジメのないのんべんだらりとした生物として朽ち果てていたであろうと、ぐうたら男である…

〈くらしの周辺〉旅の効用/文時弘

あれやこれやなんやかんやと日常はやかましく、さまざまなしがらみでがんじがらめ、たまに旅にでも出ないと気が狂ってしまうのではないかと人は逃げるように旅に出る。 で、その旅先で感じる奇妙な開放感は一体なん…

〈くらしの周辺〉「ゲイジュツの秋」/文時弘

岡本太郎の「芸術は爆発だ」なんて、一見芸術家的で理解不能な言葉に思えるけれど、僕は実家の箪笥からたまたま見つけた自分の幼少期の絵を見てこの言葉を思い出し、一人ふむふむうなずいてしまったのである。 子ど…

〈くらしの周辺〉時間はプイップ、ピニッピン/文時弘

ふとやってくる休日、一体何すればいいのかしらと、孵化後の幼虫のごとくうねんうねん転がっているうちに日が暮れて、ビール片手に野球見て、「ねむたぁ。寝よ」って感じの休日が最近どうも多く思われて嫌。これでは…