公式アカウント

差別是正に向け、行動を

7日、日本政府に対して国連人権勧告の実現を求める集会に参加した。 在日本朝鮮人人権協会の朴金優綺部長が朝鮮学校差別の現状に関して報告した集会では、今年6月に与党により強行採決された「改正入管法」問題に…

沿革紹介室

平壌特派員として現地の工場や企業所、学校などに取材で訪れると、高確率で案内される場所がある。沿革紹介室だ。その歴史と現在がよくわかる ▼ところが沿革紹介室は、来客に自らを紹介することだけを目的に設けら…

不退転の覚悟

長い間、総聯本部と支部で活動した元専従活動家を取材した。テーマは1980年代に行われたウリハッキョの学生募集活動。彼は開口一番で述べた。「当時、イルクンは学生募集で実績を上げてこそ一人前として認められ…

〈FOCUS!〉勇姿に背を向けて

第45回コマチュック大会の決勝の舞台では大歓声が何度も沸き起こった。ファインダーの先には、たとえ選手らの勇姿に背を向けてでも収めたい姿―。それは木枯らしの中、絶えず声援を送る観客らの「勇姿」だった。 …

自慢の大会

11月9~11日にかけて、大阪府堺市で行われた第45回コマチュック大会では、本選と育成部門の双方で白熱したゲームが繰り広げられ、3日間で延べ132試合が行われた。 朝鮮学校初級部のサッカー部員たちが各…

孤立無援の米国

12月8日、イスラエルとハマス間の即時停戦を求めるUAEの決議案を評決する国連安保理が開かれ、米国だけが拒否権を行使した。理由は、イスラエルの「自衛権」の言及がないというものだった。

“どうせ”を乗り越えて/金潤実

この社会の制度も構造も「どうせ変わらない」と思っている自分がどこかにいる。 昨年、あるアート関係の国の助成金の応募条件の中に「国内アーティスト」の定義が「日本在住で日本国籍保持者」と指定があることを知…

〈ゆんすんの散歩道30〉はじめての朝鮮文字

何の自慢にもならないけれど、私は学校に入るまで朝鮮の文字をひとつも知らなかった。 年長組のある日。オモニが突然、保育園の友だちの名前をあげて「あなたは○○ちゃんと同じ○○小学校には行かないのよ」と話し…