公式アカウント

〈春・夏・秋・冬〉マイクロアグレッション

子どものころ、色鉛筆やクレヨンに「はだいろ」という色があった。しかし、今は「はだいろ」と呼ばない。20世紀の終わりごろから呼び方が変更され、「うすだいだい」「ペールオレンジ」と呼ばれている。変更された…

〈春・夏・秋・冬〉無償化裁判と生徒の言葉

広島高校無償化裁判で、最高裁は7月27日付で学校側の上告を棄却し上告受理申立ても受理しないとする決定を下した。2013年1月に大阪、愛知での提訴で始まり5カ所で繰り広げられてきた高校無償化裁判は、すべ…

〈春・夏・秋・冬〉国境封鎖でも正常稼働

朝鮮の食料工業部門で、生産計画を達成したとしていつも名前があがるのが平壌穀産工場だ。飴や菓子類などの糖菓類をはじめとする食品を平壌市民に供給している同工場は、「国産化」のモデルとなっている ▼話は11…

〈取材ノート〉「諦めずに、戦え」

「見ろ、この俺を。諦めなければ、形になる」 6月26日、東京・大田区総合体育館。第64代三冠ヘビー級王者に輝いた同胞プロレスラー、ジェイク・リー選手はタイトルマッチ後のリングでこう話した。順風満帆とは…

〈春・夏・秋・冬〉異常気象下での農業

4つの台風をはじめ甚大な豪雨被害に見舞われた昨年から一転して、朝鮮では今夏、記録的な干ばつが続いている。7月12日から朝鮮のほとんどの地域で猛暑となり、7月中旬までの降水量は平年の4分の1程度しかない…

〈それぞれの四季〉持つべきものは/姜詩那

「めっちゃ急やねんけど」から始まった朝大の同級生からの連絡。その連絡が、私の中に潜んでいたわだかまりが二つ解けるきっかけとなる。 初4の頃、親は妹と私に「英語を学ぶか、中国語を学ぶか」の2つの選択肢を…

〈春・夏・秋・冬〉民族学級と名前

7月19日、産経新聞が「児童に勝手な朝鮮名 東大阪市立小の民族学級、保護者の明確な同意得ず」という記事を発信した。児童の日本名が「花子」なら朝鮮語の読み方「ファジャ」と呼ぶようにしていたこと、それを保…

〈取材ノート〉駒大問題を取材して

駒澤大学に在学中の在日朝鮮人学生が、学生証の記載を「通称名」から本名に変えようとした際、大学側がその申し出を拒否し変更の条件として「お詫び」を求めた事件。今回、被害当事者の告白によって事件が明るみにな…