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祖国と朝鮮学校

毎年春から始まる各地朝高の祖国訪問は、生徒たちが「祖国とは何か」という問いについて実体験を通じて学ぶかけがえのない機会だ。コロナパンデミックにより祖国訪問が中断されて早2年が経つ

有名になった2つの農場

朝鮮で田植えの季節になると、まず平安南道の院和協同農場が紹介されるのが定番になっている。いつも成果をあげる農場として黄海北道の嵋谷、黄海南道の三支江、咸鏡南道の東峰などの協同農場の名前をよく聞く ▼最…

ジャングルの法則

中国外交の論客としてマスメディアでも活躍する朱建栄・東洋学園大教授は、米国による執拗な圧力を受けた中国側の当初の心理について、若いライオンを追い出す「ジャングルの法則」に例えると説明しやすいと話した

朝鮮の植樹節

朝鮮で3月2日は植樹節となっている。今年もこの日を契機に全国で一斉に大掛かりな植樹が始まった。この一日だけで数百万株が植えられた ▼植樹節を控え労働新聞は、前年に山林造成事業で成果を収めた単位と計画未…

祖国からの教育援助費と奨学金

金日成主席が1回目の教育援助費と奨学金を在日朝鮮人に送ってくれたのが1957年4月8日のこと。今年で65周年となる。その額は1億2千万円を超えるばく大なものだった。苛烈な朝鮮戦争で廃墟となり戦後復興事…

火力中隊から施工単位に

党大会が設計機関であるなら、初級党は施工単位である。朝鮮労働党第2回初級党書記大会(2月末)を指導した金正恩総書記はこう述べながら、初級党の責任者である書記の役割を重視していると強調した ▼朝鮮労働党…

仮放免の人たちの闘い

名古屋入管の施設でスリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさんが亡くなって3月6日で1年が経つ。1年を迎え遺族が国を相手に損害賠償を求める訴訟を起こすことになったという。裁判の中で死の真相が、さらに明…

危険な対日観

1919年、日本の植民地支配に抵抗し朝鮮の民衆が全土で独立万歳を叫んだ3.1人民蜂起から103年。1世紀を超えてなお真の自主性実現をめざすたたかいは続く ▼岸田政権は佐渡鉱山のユネスコ世界文化遺産登録…

温室農場と軍事施設

平壌市寺洞区域といえば、5万世帯住宅建設プロジェクトの第1弾として昨年3月から建設が始まった松新、松花地区でよく知られている。野菜で有名な区域でもある ▼寺洞区域はかつて金日成主席が野菜生産の拠点とし…

水平社宣言から100年

20代から30代にかけて、住井すゑの小説「橋のない川」を読んだ。奈良県にある被差別部落を舞台に誠太郎と孝二の兄弟と周囲の人々の物語だ。物語の最後は全国水平社の創立大会と「水平社宣言」のことが描かれてい…