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強者たちの隊列

年始から国際社会の耳目は朝鮮に集まった。年末に行われた党中央委総会に関するニュースが世界を駆け巡った。

分水領の年

朝鮮にとって2022年は、昨年の延長ではないようだ。1月、本紙一面のコラム、「メアリ」にそう書いた。根拠は年末に行われた党中央委総会。金正恩総書記が22年事業の「戦略的重要性」について強調していた。

相次ぐ竣工の知らせ

大規模建設プロジェクトが完成されたという報道が相次いで流れた2019年の年末を今も鮮明に覚えている ▼両江道の三池淵市が山間都市の立派な標準、理想的な手本として竣工し、咸鏡北道鏡城郡の仲坪地区に巨大な…

愚直でユニークな経済誌

本紙が最新号の内容を紹介している雑誌がある。「朝・日平壌宣言」10周年を迎えた翌年の早春に創刊された『季刊朝鮮経済資料』がそれである ▼「宣言」の発表で一時は関係正常化の機運が高まったものの、10年を…

戦争国家日本

2022年の世相を表す漢字に「戦」が選ばれた。ウクライナ紛争や朝鮮のミサイル試射などで戦争を意識したことが選定の理由とされるが、日本は他国の「脅威」を煽り平和を渇望するふりをする裏で軍事大国化へと着実…

価値あるサイト

早くも年の瀬が迫っている。今年の情勢の最大の特徴はウクライナ戦争と南朝鮮の動きだろう

年末の総括

世界を見渡せば、国民に約束した政策目標を達成できなくても反省しない政府や政権与党が存在する。年始に施政演説で公約を並べた首脳が、年末に違うことを述べるのも日常茶飯事だ。

玉流館と平壌冷麺

1965年3月のある日、玉流館の女性店員は全身が凍りついた。金正日総書記が訪ねてきたからだ。挨拶をする店員に総書記は、こっそり来ようとしたのに気付かれてしまったと笑顔で話した ▼来客で混みあう一般の部…

激変の一年

一年前の12月7日、米ロ首脳がオンライン会談で衝突した。プーチン大統領はウクライナが米主導の戦争同盟であるNATOに加入しないという確約を求めたが、バイデン大統領は拒否した。結局、ウクライナにおける「…

「隠された支配構造」

日本は出版物の種類や発行部数では世界一だと言われてきた。だが、興味本位、「売れさえすればよい」式の極端な商業主義に陥り、SNSを含め情報自体の質が著しく劣化していることは周知の事実